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第113段 ビジネスは、経済戦争である7 己を知れば、新たな事業も生まれる
 シリーズ ビジネス戦争論) 平成16年3月22日

●本業の延長線上の新事業で展開していく

 社長自身の客観評価が終わったら、次は、自分の会社についても考える。どういう会社で、どこが優れているのか。どのような業務をやれば、一番効率良く稼げるのかなどを考えれば、自然と会社の特徴がわかってくる。そして、それをいかに活かしていくのかが重要だ。

 スーパーコストダウンドットインフォCdi)は、私が自分の客観的評価を行った結果、誕生した新事業である。私は公認会計士であり、業務の延長線上で発想したものだ。Cdiはもともと持っていた能力を利用しただけであり、やることは変わらないから、新規事業であっても、スムーズに行うことができる。

 厳しい経済環境の時代は本業重視であり、新規事業を行うのは時代に逆行していることに見えるかもしれない。最悪なのは、儲かりそうだからと新規事業を始めること。本業の延長線上にあり、お客さんのニーズがある新規事業ならば、まったく異なる。社長自身の価値を高めることになり、本業にも良い影響が出る。

 わかりやすい例は、リクルートだろう。新規事業の展開がうまい。広告を情報としているから、少し前は「Bing」が分厚く、いまは「ゼクシィ」と変わっているが、全体から見れば、時代によって収益の割合が異なっているだけで、事業単体で収益が出さなければ、休刊にする決断も早い。

●成長を続ける会社になるためには

 現状維持では必ず尻つぼまりになる。成長し続けていくためには、新しい展開を考えなければならない。中小企業でこれを行うためには、社長自身の「企画力と段取り」があることが条件となり、持っていないと他社の真似をしていくしかない。

 この例でわかりやすいのが、コンビニ業界だ。セブン・イレブンは新しいサービス・商品をいち早く打ち出す。他社と比べて売上、収益率で他社の追随を許さない。ローソンは変わってきたが、ファミリーマートなどは、真似をしているに過ぎない。あなたの会社はどうか考えてみよう。同業他社の動きばかり気にしていないだろうか――。

 成長し続けていくためには、まず己の価値を知り、次に敵の状況を把握すること。その上で、敵を知る。敵を知り、自分と敵の組み合わせの中で、常に自分が勝つ組み合わせを考え、戦っていく。自分を知らないことは、勝つ手段を知らないことと同じである。

 敵の状況を知るためには日経新聞を毎日読むこと。経済感覚が身につき、鍛えられる。いまからでも、しっかり読めば、まったく違う人間になる。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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