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第176段 取引先と従業員との関係をいつ諦めるか
 テーマ 己を鍛える) 平成17年6月6日

●滞留している会社と、つき合う?

 皆さんに恥をさらすと、弊社では元スタッフが顧問料を滞留している会社に、役員の変更登記をしたことがあった。その登記のために、10万円ぐらい立て替えた。それを知って、彼に聞いたところ――。

「○×くん、何のために行ったの」
「社長から『相談したい』という電話が入ったので、行きました」
「お金を払っていない会社なんだよ」
「かわいそうだと思って、行きました」
「お金を払ってくれるように、交渉してきてくれたの?」
「会社が潰れそうでかわいそうだから、私にはそんなことはいえません」
「……(給料を払っているオレのほうがかわいそうだよ)」

 彼は、まだ会社は生きると思っているから、社長の相談に乗ってしまう。しかし、早く捨てるのが最善だ。どこの段階で捨てるか――。経営者に問われる大きな問題である。

●諦めると、人に優しくなれる

 経営者は、常に結果や責任を求められる。結果が悪かったら、精神がガタガタになる。ガタガタにならないためには、まず捨てること。

 期待しないレベルで利益が出ていれば、もっと上に行ける。そのレベルで、すべてを組み立てることができれば、金銭的にも、精神的にも、余裕が生まれる。

 何事も期待しないで諦めると、人に優しくなれる。つき合える人間の幅が広くなり、新しい人を探そうという開拓魂が出る。

 人間は欲があるため、なかなか捨てられない。どうしても取引先や従業員に執着してしまう。捨てるためには根性がいるが、諦めることができる経営者は、強くなれる。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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(一言)

 おかげで立替金も、貸し倒れだよ。






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