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第266段 事業継承は、自然発生的にはできない
 (
テーマ 大局から経営を考える) 平成19年2月26日

会社のためといいながら、エゴ剥き出しに

 第265段で説明したように、事業継承がうまくいかない最大の理由は、創業者が60代になって事業継承を考えることにある。個人差はあるが、たいていの人は老化により、頑固で融通がきかない、怒りっぽい、不寛容などになる。

 会社のためといいながら、エゴが強くなり、身勝手な言動が増える。象徴的なのが、時代が変わっているにもかかわらず、自分のやり方を押し付けること。次に、個性を認めないことの2点である。

後継者づくりは、10年以上要する

 息子が社長になった場合、会長の身勝手な言動をフォローしなければいけないうえ、肉親だから、離れられない。優秀な息子でも、社長業に専念できないため、二代目で会社は衰退するか、会社を離れて新たな会社を興し、会長に勘当されるかのいずれかである。

 事業継承は自然発生的にはできない。社長は会社を盛り上げるための仕事を行うと同時に、長い時間をかけて後継者をつくらなければならない。後継者をつくるためには、採用からスキル、キャリアプラン、モチベーションなど、さまざまなことを考慮しなければならない。人を育てるのは一朝一夕でできるものではなく、ましてや後継者となれば、10年以上は要する大仕事だ。遅くとも、50代で始めて欲しい。

 定年退職は65歳までに延長しようとしているが、60歳はやはり人生の節目であり、いくら寿命が伸びても、60歳以降は老化現象が現れやすい。頭が冴えている50代であれば、後継者に手取り足取り一から教えることができ、正しい判断をくだすことができる。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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(一言)

 ローマは一日にして、成らず。






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