■第38段 ウイルスメール対策
(テーマ パソコンで情報活用する) 平成14年10月14日
最近ウイルスメールが蔓延している。パソコンの中にある「情報」という財産を守るためにウイルス対策は、とても大切である。きちんと対策を書いたものが、なぜかあまり無い。そこで、今回は私のウイルス対策をご紹介する。
●インターネットメール、アウトルック、アウトルックエクスプレスの使用中止
ほとんどのメールウイルスは、上記3種のソフトに寄生するものなので使用をやめる。ただし、使用していた場合は、SMTP,POP情報が残ってしまうので、感染した場合、自動的にメールを発信してしまう可能性がある。そこで、これらの設定情報も完全に削除する。
ちなみに私の使っているのは、Becky!だが、これは、日本のローカルソフトなので、感染はしづらい。Becky!を利用する場合、初期設定ではHTMLメールに対して、ブラウザを立ち上げてしまうので、設定→その他→HTMLメールの表示のチェックを、はずしておく。
●ウイルスメール自動除去サービスの利用
ウイルスメールの自動除去サービスを行っているプロバイダーがある。私も利用しているが、ほぼ100%に近い確率で、除去が成功している。もともとウイルスメールが送られてこなくなるし、感染しても送るとき除去されてしまうので人に迷惑をかけない、便利なサービスである。
●インターネットエクスプローラーのアップデート
マイクロソフトが初期配付しているインターネットエクプローラーは、バージョン6以前は、すべてセキュリティーホールがあり、ホームページにアクセスするだけで、感染する可能性がある。これらの対策を行ったアップデートプログラムをマイクロソフトのサイトからダウンロードして、実行する必要がある。
なお、システムのベースがNTサーバーになっているMSNのサイトは、危険である。多くのウイルスがNTサーバーを攻撃の標的とている。インターネットエクスプローラーが起動したときに、最初に見るサイトは、MSNになっているが、他のサイト、例えばヤフーに設定を変更する。
●不用意にDMメールを開かないこと
DMメールのほとんどは、ウイルスメールであることが多いため、すべて開かずに削除を行う。通常は、削除するとゴミ箱に移動されるので、削除と同時にゴミ箱でも削除を行う。ウイルスメールの特徴は、題名が「何も無し」「Re:のみ」「英文になっている」になっていて、ほとんど添付ファイルにEXEファイルが添付されている。
●ウイルスチェックソフト
ウイルスチェックソフトの導入は、必須である。ウイルスは、日々増殖、変容しているため、チェックソフトメーカーのホームページにアクセスして、日々アップデートの作業が必要だ。なお、ウイルスチェックソフトをインストールしていても、復旧不可能なウイルスが現在蔓延している。ウイルスチェックソフトだけでは、完璧では無い。
対策は、ウイルスチェックソフトのみに頼らず、複合的に行っていく必要がある。ウイルス対策なくして、パソコンの活用は、不可能な時代になってしまったのである。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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