■第144段 営業はくどき7 つねに単純明快化をする
(シリーズ モテる男は、モノも売れる) 平成16年10月25日
●「わかってくれよ」は伝わらない
男が女をくどくときには、「好きだよ、彼女になってよ」といえばいいのに、いわないと「オレの気持ち、わかってくれよ」になり、空回りしやすい。たとえば、好みも聞かないで、いきなり10万円ぐらいのルイ・ヴィトンのバッグを贈るなど……。彼女は「私はシャネルのほうが好きなのに……」と思っていてもいえない。
人間にはだれでも本音と建前がある。何も考えていないと建前のほうが強くなり、本音からズレた言動をしやすい。同性同士ならばわかり合えたとしても、男と女では考え方が異なる。「わかってくれよ」の気持ちが強くなるほど、女性にはわからなくなる。
本音は「彼女が好き」であり、単純だ。そのためには、まず「好きだ」という。雰囲気の良い飲食店に連れていく。やさしい態度で接するなど、すべて基本的で単純な言動を普通にすればいい。
●自分ではなく相手を向いているか?
相手ではなく、自分にしか向いていないと、「『好き』といって断られたら、どうしよう」「どうしてオレが、こんなに気をつかわなければならないんだ」などと文句やグチになる。「彼女が好き」ならば、相手が喜ぶ言葉や行動をすればいいだけだ。
書くと単純だが、その場で沸き起こってくる感情を削ぎ落とすのは難しい。だから、単純明快化をしなければいけない。「何をしたいのか?」「そのためにはどのような言動をすればいいのか」をきっちりと論理的に考え、単純明快化しないと、アクションは起こせない。ここで整理してみよう。
1.目的を考える(彼女が好きで、つき合いたい)
2.どのような言動をすれば彼女が喜ぶかを考える
3.デートでの彼女の言葉や表情、振る舞い(喜んでいるか、つまらなそうかなど)を
観察する
4.それに応じた言動をする
こうしたステップを考えていないと、その場の感情が優先され、間違った言動になる。そうなると、目的を果たせないで終わる。仕事でも同じで、目的をつねに考え、感情のコントロールができないと、上司や取引先といい関係を築けない。
刺し身の食べられない社長を、接待で寿司屋に連れて行っては、いけない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
お店で「刺し身、食べれない」って言われちゃー、いかんですぅ(T^T)。
よろしければ、ぜひご購読をお申し込み下さい(Presented By )
サイト内検索
〒104−0045
東京都中央区築地2丁目11番9号RBM築地駅前ビル6階(地図)
TEL 03−3516−8941 FAX 03−6740−1328
E−Mail ace@jobtheory.com
URL https://www.jobtheory.com/
会社経営とは 戦う経営ブログ 社長の道!『仕事の徒然草』
前段へ 次段へ
TOP サイト内検索 テーマ別 日付順(No順) 最新号
|