■第185段 目の前の仕事を大切にしなさい
(テーマ 己を鍛える) 平成17年8月8日
●ひたすら深堀をする
少し前にライブドアの堀江社長が注目された。いまの風潮は、20代で早く結果だけを求めすぎること。そうすると、上っ面だけを追いかけることになる。やはり「桃栗3年、柿8年」。1つの会社で、特定の仕事を最低でも3年はやらないと基本はできない。仕事をして少なくても8年、10年選手にならないと、一人前にならない。
目の前の仕事がきちんとできない人は、こっちもあっちも手を出しがちだ。目的もなしに、無謀なことをする。ひたすら深堀をする。ひとつの分野を深堀していくことが、利益の源泉になっていく。
どんな仕事でも基本的に本質は同じで、目の前にある仕事がきちんとできなければ、将来、大きな仕事ができるようにならない。
私のことをいえば、独立して10年以上経過しないと、責任のあるいい仕事は依頼されない。実績や社会的ポジションなどがあって、はじめて依頼されるものであり、50〜60歳ぐらいにならないと、「やりたいこと(規模と夢の実現)」はできない。
今は、「やれること(目の前にある仕事)」「やるべきこと(理念や体制づくり、社会貢献)」をきちんと行い、地盤固めをしていく時期だと考えている。
●まわりの人たちを幸せにする
ポッと出て、成功した経営者はひと握りしかいない。一時的に注目されても、業績不振などダメになっていく会社は少なくない。商売の王道は、社会貢献をすることだ。社会貢献とは、お客さんに喜ばれ、稼いだお金で再投資して、事業を大きくする。また世間に還元することを繰り返し、お金を循環させること。このように、社会の仕組みに入っていくためには、時間がかかる。
目の前にいる従業員やお客さん、取引先を幸せにできない経営者は、将来、大きくなったときにも、幸せにできるわけがない。
人生の成功基準は、「お金ではなく、社会貢献」である。お金を基準にすると、おかしくなる。それぞれのフェーズで、まわりの人たちを幸せにすることを、第一に考えなければならない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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