■第187段 ビジネスは、経済戦争である13 戦争には、兵糧がいる
(シリーズ ビジネス戦争論) 平成17年8月22日
●昔の兵糧は食糧、現在では、お金
戦国時代の兵糧とは、軍隊の食糧のことであり、食糧がなければ兵士は死んでしまう。ある程度の食糧は携行しても、長引いた場合はどうするか――。現地調達するのか、それとも、どのように前線に輸送するのか。勝つためには、兵糧や武器などの補給や整備といった後方支援が不可欠だ。そのため、兵站学(へいたんがく)、ロジスティックスという考え方が生まれた。
現代の兵糧は、お金に変わっている。お金がなければ、最新兵器を揃えられずに負けてしまう。湾岸戦争の際、アメリカのスポンサーである日本では、3年間特別法人税として2.5%増になった。
●会社で、お金をつくるための方法
会社でも大切なのはお金だ。規模の拡大をするためには、お金が必要である。そのためには、次の3つの方法しかない。
1.利益を出す(現地調達)
2.銀行借入
3.資本受入(増資、IPO)
3のハードルは高く、1の利益を出すことが一番だ。利益を出していれば、融資や増資も受けやすくなる。創業時から、社長はお金のことを常に考えなければいけない。キャッシュがない会社は成功しない。
そのためには、お客さんに喜ばれる「いい商品・サービス」を提供すること。お客さんが喜んでいれば、浮気しないでずっと使ってもらえる。これが利益の源泉だ。既存顧客を保ちながら、新規顧客開拓をしていけば、利益が出て、再投資して、規模の拡大ができる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
結局、稼げばいいのさ。
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