■第597段　Ｇｏｏｇｌｅ対策を考える
　（シリーズ　パソコンで情報活用する）　平成３０年３月５日

●検索でヒットさせるために

　Ｇｏｏｇｌｅは個人情報を持っているので、個人に対して最適な検索結果を出す。北海道の人が会計事務所を検索したときに、東京の会計事務所を上位に表示させても意味がない。パソコンでもスマートフォンでも、表示される検索結果は個人別に順番が変わる。二人で同じ言葉を引いてもスマホに出る結果はまったく違うということだ。

　逆にいえば、検索のランダム性が高まるということは、すべてのサイトにヒットの可能性があるということなので、悪いことではない。一律だったら偏ってしまう。人によって志向が分析され、いろいろなものがランダムに出されるとしたら、きちんとさえしていれば自分のサイトが見られる可能性があるわけだ。ただ、モバイルフレンドリーでないと、Ｇｏｏｇｌｅが推奨しないため、検索結果の順位が下落してヒットしない。

●スマホからのアクセスを重視する

　これからはパソコンよりもスマホの検索の方が圧倒的にメインになる。スマホのすべてのサイズできちんと見えるデザインをコンプリートしようと思うと大変だ。パソコンも無視するわけにもいかないから、整合性をとった形で双方を作らなくてはならない。
　ホームページでもスマホでもきれいに見せ、どちらかというとスマホの方でよりきれいに見せたいとなると、既存の手作りの世界では無理だ。

　いまのエース会計のホームページはスマホで縦横どちらでも閲覧できる。その最大の問題点は、スマホで見たときに、表示サイズが小さく見えるだけのはずが、縦横比が違うせいか別のサイトに見えてしまうことだ。自分で無理やりスマホ対応にしているので、デザイン的にも完璧とは言い難い。
　その点、ランディングページ（ＬＰ）は最初からスマホ用に作られていて美しい。スマホを縦にしても横にしてもきれいに見せるのは大変なことである。このレベルになると、プロに頼むしかない。


　文責　山田　咲道　公認会計士・税理士
　中央区の税理士　エース会計事務所　会社設立できる公認会計士　東京都

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