■第701段 株式投資は最強の副業
(シリーズ バリュー株投資のススメ) 令和4年8月1日
●老後に立ちはだかる2千万円問題
社長に限らず、ビジネスマンはバリュー株投資をすべきである。国はもみ消そうとしているが、老後2千万円問題は真実で、実際に間違いなく2千万円以上必要になるからだ。
それなりに高学歴で、特殊なスキルや能力を持ち、いい会社に勤めていて、退職金をいっぱいもらう人や社長なら2千万円を作るのは難しくないだろう。しかし、親から遺産を相続でもしない限り、普通のサラリーマンが2千万円を作るのは相当きついはずだ。
気づいたら「老後プア」という事態を招かないよう、お金を増やすためにやれることは副業だ。いまの時代、残業は忌嫌われ、経団連でさえ副業を推奨している。
副業は肉体労働とは限らない。ぜひ、株式投資を副業として位置づけ、経営者自身が実践するのはもちろん、社員にも勧めるといいだろう。
●いつでもできる副業が投資
お金が多少あれば会社はサブのビジネスとして株式投資ができる。顧客関係の株は「インサイダー取引」を疑われると面倒なので持たない方がいい。自分の能力や考え方、ツールで分析すれば普通に儲かるから、リスクあるインサイダー情報(会社に関する未公表の情報)で犯罪行為をして儲ける必要はない。
個人でも本業とは別に、5時以降に週に2、3回でも副業し、後は株の副業をすれば3つ収入が持てる。私がお勧めするバリュー株投資はデイトレードではないので、多大な時間を使ったりしない。サラリーマンも経営者も、本業に力を入れるべきだから、相場にずっと張りつくような投資は望ましくない。
株式投資のメリットは、いつでもできることだ。短期ではなく長期で取り組めば、パフォーマンスは薄いとしても、それなりにお金を増やせる。バリュー株投資は最強の副業なのだ。
経済的に自立し、早期リタイアを実現する「FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire
Early)」という概念がもてはやされているが、法人の場合は余剰資金の効率的な運用として、個人の場合は老後2千万円問題を解決するためのツールとして、あくまで副業という位置付けでバリュー株投資を考えるべきである。
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※投資にはリスクが伴います。ご自身の判断で行ってください。
※株の情報は令和4年6月12日現在のものです。
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文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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