■第722段 社員旅行に気合いを入れる
(シリーズ 福利厚生費を学する) 令和5年6月19日
●貸切バスで企画旅行
うちの事務所では通常、貸切バスで年に1回、社員旅行を実施している。もちろん、福利厚生の一環だ。
集団旅行は大勢で行ってこその面白みがないと意味がない。個人旅行を超える内容の手作り企画を業務時間内に考えるのが重要である。
人数が揃えばバス1台を貸し切っても、1泊2日で一人当たり3万円からせいぜい5万円くらいと安上がりだ。草津や伊豆など東京から行けるメジャーな近場に、5万円もあれば余裕で行ける。1割の昇給で月額3万円、ひとり分年間36万円と考えれば、10人で50万円など、たかがしれている。
参加しやすいように社員旅行の実施曜日は平日と休日を半々にして金〜土曜日にしている。家庭の都合で来られない人も多々いるが、それは仕方ない。
●オリジナルのツアーを手作り
自ら企画することにより、ほかにはないオリジナルの楽しい社員旅行になる。工夫を凝らした社員旅行が数々あったが、過去に一番思い出深いのは妙高のキノコ狩りツアーだ。
キノコ狩りといっても、畑に生えているシメジやシイタケをとるのではなく、現地のガイドさんを雇って山に入り、野良のシメジなどを探し出して収穫する完全手作りの本格的なツアーである。個人では実現できない内容のツアーで、たくさんキノコがとれて大成功だった。
ほかに印象的だったのは瑞牆山登山ツアーなどだ。スキー旅行も魅力的だが、年末調整や確定申告で忙しい冬の時期に所員が揃って旅行するのは難しく、旅行はどうしても秋に限定されてしまう。
会社が参加費を払う代わり、集団行動しなくてはいけないが、集団行動には集団行動の楽しさがある。とはいえ、押し着せの月並みなツアーだと参加率は落ちる。
いいものに仕上げるため、戦略戦術上、私が全体企画やコンセプトをある程度チョイスして仕切り、企画の詳細は所員に任せるようにしている。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
よろしければ、ぜひご購読をお申し込み下さい(Presented By )
サイト内検索
〒104−0045
東京都中央区築地2丁目11番9号RBM築地駅前ビル6階(地図)
TEL 03−3516−8941 FAX 03−6740−1328
E−Mail ace@jobtheory.com
URL https://www.jobtheory.com/
会社経営とは 戦う経営ブログ 社長の道!『仕事の徒然草』
前段へ 次段へ
TOP サイト内検索 テーマ別 日付順(No順) 最新号
|