■第738段 各種手数料を無料化する
(シリーズ 個人の財産形成) 令和6年2月19日
●ネット銀行で手数料を節約
主にインターネット上でサービスを提供するネット銀行を利用すると、ATMの利用手数料や振込手数料が安い。コンビニATMで入出金する際、メガバンクは200〜300円程度の手数料がかかるが、ネット銀行では無料で一定回数入出金できる。
ソニー銀行はコンビニと大手金融機関を合わせて7行のATMに対応し、預け入れが無料、月4回無料で引き出せる。住信SBI銀行は預け入れが無料、月2回無料で引き出せる。イオン銀行は自行のATM他、複数のATMで対象時間内に無料で何度でも使える。
振込手数料は、同行宛なら各ネット銀行とも無料だ。他行宛の場合、ソニー銀行、住信SBI銀行は月1回無料。他行宛の振込手数料は住信SBI銀行が77円、auじぶん銀行が99円と安い。振込手数料がかからない法人口座もあり、住信SBI銀行とGMOあおぞらネット銀行は同行宛が無料、他行宛の場合は両行とも145円だ。
他にも、楽天銀行やPayPay銀行など、利用状況によって普通預金の金利が優遇されたり、手数料無料の回数が増えたりするネット銀行もある。いまの時代、地方銀行で口座をつくるなどありえないことだ。
●まともな政策の政党に投票する
給料の5割が徴収される状況を改善するために、財産状況や社会環境を把握することが必要だ。副業する、iDeCoに入る、たばこをやめる、車をもたないなど、財産を増やしたり、節約したりして自衛はできるが、国に根本を正してもらう必要がある。
生活を守るには、一人一人が声を上げ、政治を変えていかなければならない。決して諦めモードにならず、真っ当な政策を行える政党を見きわめた上で、投票し、改革を求めていくべきだ。
老後資金を準備する方法はいくつかあるが、自分の状況に合わせて計画的に準備することが大切だ。お勧めするバリュー株投資は元本割れのリスクもあるが、複利効果で資産を大きく増やすこともできる。
65歳までに老後資金の2,000万円を作るのは難しいが、不可能ではない。早めに始め、収入を増やし、支出を減らす努力をすれば、実現できる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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