■第70段 女性の営業は強い3 ビジネスウーマンとして成功するには
(シリーズ ビジネスウーマン) 平成15年5月26日
●服装を戦略的に使う
経営者から見ると、男性のほうが使いやすいが、雇うならば女性のほうがいいと思っている。さらにいえば、いまの時代は男性と比べて女性のほうが給料を安くできて、人件費の軽減にもなるという意識も働く。成果主義の賃金体系にするか、同じ能力であれば、女性を採用する経営者が増えていることだろう。
女性は雇用面でも有利になっているといえるが、女性という武器をうまく使うには、服装が重要になる。男性はスーツと決まっているのに対し、女性の服装は限定されない。逆にいえば、女性は服装でその人の人格までを判断されることになる。
たとえば、パンツスーツを着ている女性の上着のボタンがとれていると「だらしない」と思われるのに対し、男性ならば「ボタンをつけてくれる人もいないのか」と見逃してもらえる。伝線しているストッキングをはいている女性を見かけると、性別関係なく、みっともないと感じて、それだけで評価が下がりがちだ。
その一方、男性が弱いのがスカートだ。とくにミニスカートには弱い。同じスーツでも、パンツかスカートかで与える印象が違う。色も、男性が着ないような赤や黄色にしたり、あるいはインナーをピンクや胸元の開いたタンクトップにするという方法もある。
男性との違いを強調するような女性らしい格好をすると、男性の対応を変えさせることができる。男性の「多くの女性に好かれたい」という本能が働き、自然に優しくなるからだ。このように服装を戦略的に使うことができれば、誰しも「やるな」と認めるはずだ。
●知性にあふれた女性になる
膝上のスカートを颯爽とはきこなしている姿に、男性は魅了される。ミニスカートは20代のものだけではない。30代、40代でも、似合うためには、体のラインを保つなどの努力が必要であり、美しさを維持している女性に対して、男性は敬意を払う。
ミニスカートというと、セクハラを連想するかもしれないが、それを乗り越えるのも女性の力だ。水商売の女性は、うまくあしらって売上につなげている。セクハラされて、メソメソしていたら、終わってしまう。そんなときには、どうしてセクハラされるのかを考えてみよう。男性は、「気弱そうだな」「イヤがらないだろうな」と思うから、セクハラをする。つまりスキやだらしなさが見えるから、そうなるのである。
気高い美しさのある女性に対しては、男性は軽はずみな行動をしない。知性が兼ね備えられないと、内面的な美しさを出せないから、20代でこれを出すのは難しいが、実力をつけた30代以上ならば不可能ではない。
男性は、そんな知性にあふれた美しい女性を求めている。ビジネスでこの美しさを活かして仕事ができる女性は、間違いなくナンバーワンになれる。なぜなら、素晴らしい知性と、そこからわき出る気高い美しさという2つの宝刀を持っているからだ。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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