■第82段 限界を超えて、チャレンジをし続ける
(テーマ 己を鍛える) 平成15年8月18日
●アプリケーションを開発し、経営者にもなった
今回は、第81段で書いた「つねに限界を超え、新しいことにチャレンジしていくと、違う人間になる」ことを、私の人生を振り返りながら、解説していこう。私の15年前は、公認会計士という仕事をしている大学卒業したばかりの従業員だった。いまは10年前に独立して、エース会計事務所を開設し、公認会計士の仕事を15年を続けている。何が変わったのだろうか?
年をとって肉体は衰えたが、人間的能力は何も変わらない。変わったのは、頭の中に入っている知識と経験である。知識と経験があるから、15年前よりも、いろいろな仕事ができるようになった。また1997年に「TAX
Navigator」という税法令と通達のCD-ROMを開発、発売したことで、有限会社ベンチャー税理士研究会の経営者にもなった。このことはエース会計事務所として、大きな差別化につながっている。
現在は、バージョン16になっているが、開発当時は赤字であったことと、プロとしてとことん納得できるものにするため、私がプログラムを一から組み直した。本業をやりながら、半年で完成にこぎつけるまで、土壇場で踏ん張った。この無謀な試みは、私の限界を超えていたが、完成したことで、これまでの私と違う人間になった。
まずアプリケーションのプログラムを開発できる会計士は、日本中を探してもいないだろうし、ベンチャー税理士研究会の経営者として「TAX
Navigator」を売るための仕組みを考え、電話やメールでのサポートもしている。その結果、税務会計だけではなく、経営者として同じ立場で、顧問先の社長にアドバイスができるようになった。
●強固な意志で諦めや甘えに打ち勝つ
若い人に限らず、「私は○×しかできない」「私はこれ以上できません」という人は、自分でセーブしている。自分にとっての最大の敵は自分である。
20代のときには一人前になるまで、努力してきた人でも、35歳を過ぎると知識や経験がつくと、自分に甘くなってしまう。30代半ばぐらいまでは、仕事にかかる時間が読めないから、必死にやるしかない。時間が見積もれるようになると、「明日は打ち合わせもないから、時間があるし、すぐにできるだろう」と考えてしまう。ダラダラして、予定どおりにできないことを経験している人も少なくないはずだ。
人間は諦めが早く、甘えてしまうもの。強固な意志を持って、自分を追い込んでいかないと、諦めや甘えに負けてしまい、急カーブの成長を続けることはできなくなる。日々の仕事をしっかりしていくことでも成長はできるが、惰性で仕事をしていては、成長はありえない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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