■第110段 営業はくどき4 大切な相手を認めること
(シリーズ モテる男は、モノも売れる) 平成16年3月1日
●自信がない人は常にコンタントをとらないと不安になる
相手を認めるのは、言葉にするよりも、行動で示したほうが有効だが、他人依存型、表現を変えると“甘ったれ”な人ほど、言葉ばかりでいいことをいう。逆にいえば、行動で示せない、あるいは行動が伴わないから、言葉で飾るのだ。これは営業だけではなく、女性とのつき合いも同じことがいえる。
自分が常に不安なため、相手の都合は関係なく、「今日どうしていたの?」と毎日電話をしたり、メールをしたりする。“甘ったれ”な女性は、彼氏から毎日電話やメールが来ないと納得できない。そして、「どうして毎日電話くれないの?」と男性を攻める。自分に自信がないから、その相手に愛の確認を求めるわけだ。
仕事をバリバリやっていれば、毎日忙しく、彼女や彼氏のことを考える時間はない。お互い自立した関係であれば、会っている時間を大切にする。そのときに「愛しているよ」「私も」と確認して別れればいいことだ。信頼関係があれば「今度、いつ会おうか?」のような連絡はしても、毎日する必要はない。
いつもは週に1回会っていても、どちらかが忙しいときには、「頑張れ」などとメールするのではなく、放っておくのも相手を認めることにつながる。
●相手を認めないと別離になりやすい
“甘ったれ”な男女がつき合うのは、毎日ベタベタしていればいいことなので問題ないが、たとえば男性が自立に向かい始めると、その関係もおかしくなりやすい。いつもいっしょにいたのに、男性が一人でいる時間を楽しむようになる。一人になって、いろいろなことを考える時間が欲しくなるからだ。
しかし、甘ったれな彼女は、そんな彼氏のことはわからない。ほかに好きな人ができたのではないか、浮気しているのではないかと不安になりはじめる。そして、しつこくメールや電話してきて、会いたいと、すがってくる。そして、「あなたがいないと、生きていけないの」といわれる。
人間は、どちらかが引くと、必ずしがみついてくる。また、すがってくればくるほど、別れたくなる。男性は彼女の存在が重くなり、結局は破局を迎える。
営業でも、他社の商品に変えるといっている人に、いくらすがっても、良い結果は生まれない。ウザいヤツと思われるだけだ。辞表を出した社員に向かって、「君には、目を掛けていたんだ」といっても、どうにもならない。
恋人でも顧客、従業員でも、大切な存在だと思えば相手を認めること。認めないから、破局がくるわけで、しがみつくことになる。別れを告げられたら、潔く引き下がる。そうしたほうが、その後の関係も続きやすい。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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