■第150段 思い切って休む
(テーマ 己を鍛える) 平成16年12月6日
●1日休んでも何も変わらない
「限界を超えて、チャレンジをし続ける」ためには、健康でなければ不可能だ。体を壊すまで限界に挑戦しても、弊害のほうが大きくなる。
仕事が忙しくなると、どんどん仕事がたまっていく。社長は交渉や仕切りをするために、目一杯仕事をする。徹夜せざるをえないときもあるだろう。そうなると、どんどん休み時間も短くなり、結局、いい仕事もできなくなる。
30代後半を過ぎると、徹夜は体調が回復するまで2日ぐらいかかる。それよりも、毎日睡眠6時間で規則正しい生活をしたほうがはるかにいい。
疲れたら、1日きっちり休む。1日ぐらい休んでも何も変わらない。思い切って休むという勇気が、健康でいい仕事ができるという“良い循環”を生む。
常に、人生という長い期間で「チャレンジし続ける」ことを考える。これを意識しないと、人間はどうしても短期間で勝負を決めようとしてムリをする。
●ムリをしない代わりに行うこと
自営業者や経営者は、仕事を断る勇気が必要だ。断れないで仕事を受けてムリをして病気にでもなったら、お客さんとの信頼関係を失ってしまう。信頼を失ったら、アウトだ。
開業や会社を設立したばかりのころは、「一度断ると、次はないかも……」と頭をよぎり、なかなか断ることができず、ムリをしてしまう。
20代〜30代前半であればムリをしても何とかなるが、それ以降は信頼のほうが大切だ。健康を害するまでは、やってはいけない。
40代はムリしてやらない。その代わり、新規顧客の開拓をして「いいお客さん」を選べるようにしておく。
どの業種でも、儲かるコツは「山田さんでなければ……」と指名のお客さんと長くつき合うこと。そして、やりたい仕事を絞り込みながら、新規開拓も行う。これをしているからこそ、仕事を断る勇気が持てるのだ。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
断るくやしさ、乗り越えて、また成長が始まるんだよ。
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