■第165段 こうした言動をすれば信頼される
(テーマ 商売の王道を知る) 平成17年3月21日
●どうすれば、仕事を得られるのか?
多くの人は紹介された仕事や人物が確実だと知っている。しかし、紹介されたり、仕事を得るためには、どうすればいいのかがわかっていない。
紹介されたときには、まず「ありがとうございます」と言葉で伝えること。感謝を伝えることができる人は紹介されることが増えるが、逆に感謝できない人はだんだん紹介されることも少なくなる。
次には、お返しをすることだ。一番いいのは、同じことで返すことだ。仕事を紹介されたのであれば、仕事を紹介する。人を紹介されたのであれば、接点がありそうな人を紹介する。できなければ、モノでも接待でも、情報、メルマガの感想など何でもいい。気持ちが伝わり、人に「信頼」されることが重要だ。
こうしたことを「お返し」として行うのではなく、戦略的に行う。自ら進んで、仕事や人を紹介し、接待したり、モノを贈ったり、情報を伝えたり、メルマガの感想などをメールで伝える。
ひとつではなく、いくつか組み合わせて行う。こうしたことを日常的に行っていくと、非常に強い関係をつくることができる。結果的に、信頼され、仕事に結びつきやすい。
仕事がほしい、取引先や仲間との人間関係を強化したいのであれば、つねに「喜ばれること」をすることだ。
10回行って10回戻ってくることはない。1〜2回しか戻ってこなくても、悪い印象を持たれることはない。私が何か困ったときがあれば、助けてくれるはずである。
●お願いを叶えてもらう具体的な方法
大企業には、広報部がある。広報部の仕事はメディアを通じて、会社情報を発信することである。お金を払う広告であれば、いつでも発信することができるが、新製品の発表などを、記事やニュースとして“掲載料無料”でとりあげてもらうためには、日ごろのマスコミの人たちとのつき合いが重要だ。
日ごろから、うまくつき合っていれば、自社の都合のいい情報をタイムリーで掲載してもらえるからだ。そのために行う一例を紹介しよう。新聞や雑誌、テレビ局主催のパーティなどに呼ばれたときには、招待された広報担当者だけではなく、数人で参加する。仮に5人で参加したとしよう。
「ひとり1万円ではなく、5人でパーティに参加させていただきましたので5万円をお支払いしました。私どもは協力しましたので、次はよろしくお願いします。新商品発表の折には、大きく扱ってください」
5人で参加するという行動は、これを暗に意味しているのである。そして、パーティ会場では担当者に挨拶して印象づける。
政治家のパーティも同じであり、お世話になっている会社は、社長はじめ数人で参加する。献金ではなく、政治資金を間接的に提供するというわけだ。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
継ぐ者は、いつ現れるのか。
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