■第199段　儲かるサイトにするには、営業トークに力を入れる
　（テーマ　パソコンで情報活用する）　平成１７年１１月１４日

●商品情報を仕入れるのに、使われる情報提供サイト

　何か欲しいものがある個人ユーザーは、欲しい商品名で検索、そのなかで一番安いサイトを選ぶ。以前は、ネット通販では「安心か？　確実か？」を確認する必要があったが、いまは知名度のある「楽天市場」のショップであれば確実だという安心感があり、価格が安ければ、すぐに注文してしまう。

　仮に欲しい商品はあるが、くわしい商品情報がわからないとする。あるサイトで値段の安いところを見つけて、そこに商品説明がなければ、キーワード検索で出てきたサイトで情報をつかむ。情報を仕入れるサイトになっているのが情報提供サイトなのである。

　「SEO対策」をしている情報提供サイトは説明が多く、上位に出る。欲しい情報は、情報提供サイトの説明で得て、注文は、さらに検索して、一番安い気に入ったサイトになるというわけだ。アクセスは増えても、商売繁盛にならないという悲劇が待っている。

●情報と営業トークは８対２ではなく、２対８にする

　モノが売れるサイトにするためには、訪問者を増やすのではなく、売りたい商品・サービスを全面に出さなければならない。訪問者を増やそうとして「SEO対策」をすると、情報と営業トークが８対２になってしまう。情報だけ入手されて終わりでは、目的を果たすことはできない。

　商売繁盛をするためにはトップページで営業トークを８割にすること。アクセスは減るものの、売上を上げたいという目的は果たすことができる。

　そのためには、わかりやすい商品カタログにすること。求めているものを単純に提供する必要があるというわけだ。それもスマートに営業するのが時流だ。

　文責　山田　咲道　公認会計士・税理士
　中央区の税理士　エース会計事務所　会社設立できる公認会計士　東京都

（一言）

　単純明快が、一番。

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