■第218段 儲かる会社16 儲かる会社の社長は、健康である
(シリーズ 儲かる会社、儲からない会社) 平成18年3月27日
●42歳前後でなぜ体を壊すのか?
男の厄年は42歳。この前後の年齢も「前厄」「後厄」と呼ばれている。ちょうど、この年齢は30代で独立した人たちが事業拡大をしている時期だ。
まじめで能力も高く、地道に仕事をしていれば、取引先が増える。従業員を採用するようになり、5〜6人ぐらいの規模となるのが42歳前後。働きざかりなのに、体を壊している社長が少なくない。
それでは、なぜ体を壊すのだろうか?まず、採用するのにお金と時間をかけないからだ。そうしないと良い人材の選考は難しいにもかかわらず、無料のハローワーク経由で採用する。
良い人材を採用していないため、お客さんとトラブルを起こす。デスクワークも完ぺきにこなせないから、そのフォローをせざるをえない。従業員のしり拭いで体を壊すというわけだ。
●どうして従業員がトラブルを起こすか?
ひとりで仕事をするのと、組織で行うのでは、求められる能力が違う。採用ひとつとっても、求人広告、適正検査や面接、選考、内定まで、それぞれ目的と方法がある。試行錯誤しながら、良い方法を考えていかなければならない。
優秀な社長であれば、従業員の能力を見て、その長所を生かしたような仕事を与え、能率よく働かせることができる。従業員がトラブルを起こすのは、優秀な社長とはいえない。能力以上の仕事をさせるからだ。
トラブルを起こしたからといって、辞めさせることは難しい。従業員にとっても常にハードワークとなり、楽しく仕事ができない。結局、居心地が悪い職場となり、人の出入りが激しくなる。こうなると社長は教育する時間もなくなり、ひたすら虚しい仕事をせざるをえない。それで体にムリがきてしまう。
このような負の循環に陥ると、日々勉強したり、スポーツをしたり、良い友だちとつき合う、家族と過ごすという時間をとれずに、フォローできる範囲で事業も停滞。それ以上、大きくすることができない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
体が、資本だよ。
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