■第278段 専門化に利益がある
(テーマ 優れた商品をつくる) 平成19年5月21日
●できる仕事、同業他社よりも優れた点を書き出す
私は2つの商品開発で失敗して、あまり突拍子もないものをしないと決め、基本に戻ることができた。成長発展の糧にするのは、あくまでも会計事務所の仕事。同業他社のちょっと上をいくレベルが優れた商品であり、市場ニーズが高いことを実感した。
そのためには、社長自身の棚卸しをすること。自分自身の価値がわからないと商品づくりができない。次は会社の優れたところを自覚する必要がある。
私でいえば株式公開業務や組織再編税務のプロであり、事務所としては法人・個人の確定申告など会計事務所の仕事はすべてできる。誰にもわかりやすくまとめたのが封筒に印刷してあるメニューであり、一部抜粋しよう。
個人――確定申告・相続税申告・贈与税申告・相続税対策・各種届出
会社――確定申告・税務顧問・節税診断・節税対策・各種届出・パートさん派遣
給与――給与計算・各種社会保険届出・就業規則作成・年末調整
●専門性を高めて一流になる
上記した商品は、ほとんどの会計事務所でも扱っているものだ。しかし、どこにも頼める仕事であっても、ひとつ一つに専門性が求められる。付加価値の高いほうがお客さんに喜ばれ、リピートされる。需要の高い仕事をこなしながら、専門性を高めて高級店になることだ。
どの業界でも本物は一握りしかいない。一流はさらに少ない。何事もその道の一流になれば、食うには困らない。それと同時に、お客さんからの要望も増え、新しい商品をつくりやすく、売りやすくなる。
目指すのは百貨店ではなく、高級ブランド店が並んでいる銀座の並木通りだ。ブランド力が衰えてきた店舗は、違うブランドを出店させ、常に新鮮さと質を保つ。「突然、仕事がなくなった」ということがないように、商品・サービスの質を磨きながら、商品開発をしていくことだ。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
己を知らないほど、悲しいことは、ない。
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