■第299段 想定できるリスクには対策を行う
(テーマ 大局から経営を考える) 平成19年10月15日
●トラブルは突然起こる
リスク管理のためには、経営者は大枠で会社の動きをとらえ、想定できるリスクには対策を行っておくこと。日々、リスク管理をしていないと、突然トラブルが発生する。
経営者は、気がついたときに整えていく。たとえば、労使トラブルを避けるために就業規則を整える。従業員の事故に備えて保険に加入する。株主代表訴訟を避けるために、定款を変更する。
もっと基本的なことでいえば、パソコンはいつ壊れるかわからない。データのバックアップが必要になるのは、年に1回ぐらいしかないが、それでも2週間に一回バックアップするというように想定できるリスクはきちんと対応策をとっておく。
●取引先開拓、従業員採用なども欠かせない
取引先開拓も同じだ。常に人と会い、名刺を配り、人間関係をつくる必要がある。営業力がない会社は、どんどんお客さんが減り、最後には特定のお客さんに依存型になる。全体の売上の8割が特定のお客さんという会社は珍しくない。そのお客さんが倒産したら、生き残れない。
従業員を採用するのも、戦力になるか、ならないかがわからないからリスクだ。広告宣伝も同じように効果が出るか出ないかがわからない。しかし、いずれも、会社が生き残るためには欠かせない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
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