■第308段 儲かる会社18 儲かる会社の社長は細かい
(シリーズ 儲かる会社、儲からない会社) 平成19年12月17日
●商売では1円、1分を大切にする
商売は大雑把では成功しない。会社の経営は金銭だから、1件1件の取引で利益が出るように考えていかなければならない。利益を出すには1円、1分を大切にし、細かいところまで気を配る必要がある。
このようなことを実行している社長は、一見すると大雑把に見える。人間的に細かいわけではないというのが特徴だ。細かいだけだと神経質に見え、営業的にはマイナスであり、誰と飲むにも割り勘になってしまう。お客さんや仕入先、従業員に対しては気前よく払い、友だちであれば、「今回はオレが払うから、次はお前よろしく」のように、持ちつ持たれつのほうがいい。
●おおらかにするようにつくり込む
従業員から慕われるのはおおらかで、良いところを伸ばしてくれる社長であり、細かいことをいいはじめると、従業員はもちろん、取引先とも、良い関係が築けなくなる。
経営は収支が合わなければ成り立たないのに対し、人間関係はおおらかにする。儲かる社長は、この背反する2つの部分が同居しているというわけだ。素晴らしい社長は、見た目はおおらかだが、総じて細かい。どちらかだと儲からない。社長が細かいことまで口をはさんでいたら、先に進まないが、細かいことはいわなければならない。社長は意図的に大雑把にしていくのが望ましい。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
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