■第317段 儲かる会社27 儲かる会社の社長は肯定し、感謝する
(シリーズ 儲かる会社、儲からない会社) 平成20年2月18日
●やる気を喪失させる台詞
社長は実際に見たり、訪れたりしていないことに対して、「そうはいってもねぇ。よくない噂を聞くよ」「えっ、そうなの? 評判悪いよ」と批判や文句をいってはならない。「キミはいつもそうだよな」なども同様で、社長が批判的な姿勢だと、物事が進まないどころか組織がもっている力を引き出せない。100のうち半分もでない。
社長に意見を聞いてもらえるのは、従業員にとって励みになる。きちんと話を聞いて、「いつも提案してくれてありがとう」と心からいうことだ。社長の役割は、個人と組織の力を数倍、数十倍にすることであり、ヤル気を失わせることではない。
●提案とグチは似て非なるもの
注意しなければならないのは従業員の意見には、提案とグチ・文句の2種類があることだ。もっとも社長が聞きたいのは組織をよくする提案であり、グチや文句を社長が聞くのは、癒しになってしまう。質問の仕方により、前向きか後ろ向きかを判断し、従業員との距離感を図る必要がある。
「仕事が手一杯で早く帰れない」ならば、「専門家を目指しているのに、早く帰るのが目的なのか」と再確認する。一方、「テキパキと処理するには、どうすればいいですか?」であれば、「私のやり方を見習うといいよ。まずは、メールの書き方を真似することから始めるといいよ」などと具体的にアドバイスできる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
謙虚に、生かされている感謝を、忘れない。
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