■第316段 儲かる会社26 儲かる会社の社長は発言しやすい雰囲気がある
(シリーズ 儲かる会社、儲からない会社) 平成20年2月11日
●「あとで聞くよ」ではなく、メールでもらう
従業員にとって社長には壁があり、気軽に話しかけられない。発言しやすい雰囲気をつくることを社長だけではなく、上に立つ者が心がけないと、風通しの悪い会社になる。
風通しを良くするには、第一に丁寧に聞く態度を意識してとること。内容はともかく、提案するという行為を積極的にほめていく。「あとで聞くよ」では、きちんとした意見は入ってこない。どんどんいってもらうことが大切だ。
「ちょっとお話があります」といわれたときに都合が悪ければ、「5分後に出なければならない。メールしてよ」と伝える。口頭ではなくメールでもらっておけば、いつでも考えられて都合がいい。
●いってくれた人を尊重する
第二には、何をいわれても怒らないこと。わかりやすい例を出すと、お客さんと出張に行く際、温泉付きビジネスホテルに泊まりたいと希望を先方に伝えると、秘書の女性から、「上司に山田さんが温泉付きのビジネスホテルを希望されていますと伝えるのが恥ずかしい」と、いわれた。
女性から見れば、温泉付きのビジネスホテルに泊まるのはオジサン臭いのだろう。「どうして? 部屋も広くて、明るいのに……」と思ったが、その女性を尊重し、「そうですね」といった。感性は人それぞれなので、押し付けてはいけないからだ。
(一言)
感性を、輸入する。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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