■第329段 気持ちを受ける
(テーマ 商売の王道を知る) 平成20年5月12日
●遠慮や恐縮しないで、喜んで受ける
何かをしてくれる循環をつくるときに重要なのは、常に好意を受けること。相手の気持ちを受けとめ、感謝する。遠慮や恐縮は禁物だ。
私の事務所では、事務スタッフには忙しい人にお茶やコーヒーをいれることや花をいけることなどを頼んでいる。私が出先から戻ってくると「お疲れさまです」、席につくと「コーヒー、いれましょうか」といってくれる。そのときには、「ありがとう」といって好意を受ける。
気恥しいと「ありがとう」といえず、手を煩わしたら悪いと感じると「急がしそうだからいいよ。オレ勝手にいれるから」になる。加えて、「ありがとう。冷たいコーヒーを頼むよ」と要望をいえないと、「いいよ、勝手にやるから」と好意を拒否することにもなる。いずれも、他人の好意を受けることに慣れていないために生じることだ。
●指示は命令ではなく、お願い
先にあげたコーヒーのようなことは日常茶飯事だ。管理職が無意識に部下の好意を否定していることはよくある。お願いする行為は面倒なため、自分でやったほうが早いことが多いためだが、それでは「気持ちよく部下に働いてもらう」という管理職の役割を果たすことができない。
人を使うためにはきちんとした指示をしなければいけない。指示は命令ではなく、お願いであり、ほめて感謝しつづけることで成長を促すことができる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
謙虚に、生かされている感謝を、忘れない。
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