■第342段 生命保険は削ってはならない
(テーマ 大局から経営を考える) 平成20年8月11日
●経費節減のため、真っ先に生命保険を解約
業績が不調になると、多くの会社が行うのは経費削減であり、真っ先に削りやすいのは社長が加入している生命保険だ。
社長が元気で保険金の請求を一度もしていなければ、月々の保険料が銀行口座から引き落とされていくだけ。定期預金・貯金のように積み立てたお金を得ることがないから、生命保険料はムダな出費と考えるのであろう。
ところが、現実というのは恐ろしいもので、生命保険を解約した後に突然、社長が死亡することが少なくない。これまで私がスーパーコストダウン
ドットインォで経費削減のコンサルティングをした会社の中で、何度も経験している。私が事前にコンサルティングをしていれば、決して生命保険は解約させない。
●社長の健康状態と会社の業績は比例する
社長は業績が好調なときはもちろん、不調なときにも忙しい。不調になると日々、資金繰りに追われて貧乏暇なしになり、突然死になる確率が高くなる。というのも、業績が落ちると、社長は体調不良になり、それでさらに業績が悪くなり、心労が高まる。体と心(精神)を健康的に維持できなくなるからだ。
社長の健康状態と会社の業績は相関関係にあるため、業績が悪い会社ほど、社長の生命保険を解約してはならないのである。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
何のために、払っているのですか。
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