■第365段 ブランドとは
(テーマ 優れた商品をつくる) 平成21年1月19日
●ブランド=信用
結論からいうと、ブランドとは信用だ。マークやロゴなど商標によって信用を具現したものであり、すべての道はそこへ通じる。どんな会社でも、どんなビジネスでも、究極的にはビジネスに限らず自分の意志で何かを行うときには、ブランドがいる。ブランドがなければ、選ばれる企業や人にならないからだ。
選ばれるためには、お客さんに「この会社に頼みたい」「この商品が欲しい」「このシリーズならば安心だ」などと思われるための信用をつくっていく必要がある。もっともわかりやすいのは、ルイ・ヴィトンやエルメスだ。このレベルまでいくと、良いイメージがついているので、販売に困らない。
●下積みの時間が長くかかる
ルイ・ヴィトンは1854年創業。旅行用ハードラゲージからスタートし、世界を飛び回るセレブリティに強固でこの耐久性が支持されて、人気を得た。エジプト綿に合成樹脂を塗布したトワル地を使った「モノグラム」の採用は1896年。
長い間、商品の多角化は行われず、エピ・ラインが登場したのは1985年であり、プレタポルテの製造・販売を開始したのは1998年のことだ。その後、ジュエリーなどを展開。タイガなどのラインも増え、現在では新作が続々と発表されている。
最近になって急拡大しているが、ずっと変わらないのは「強固で丈夫」ということ。コアな部分を大切にしているから、ブランドを維持できている。バッグや財布などの修理をする「リペアサービス」はそのひとつといえるだろう。
ブランドをつくるのは、簡単にはできない。下積みの時間がかかる。イメージをつくるのは大変だが、崩れるのは簡単。一度失敗すると、復活しない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
ローマは一日にして、成らず。
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