■第427段 志とは1 志を学する
(シリーズ 志を立てる) 平成23年1月3日
学は立志より要なるは莫し。
而して立志も亦これを強うるに非らず。
ただ本心の好む所に従うのみ。
これは幕末の儒学者である佐藤一斎の「言志録」第6条の言葉です。冒頭文で「学問には志を立てることが、まず肝要である。」と言っています。孔子の論語に始まり古今の先哲達は、志を実現するために学問し自分を創り事を為していくこと、そのためにまず志を立てることを、繰り返し説いています。
今の日本の子供たちは、志を持って学問をしていません。国家の定めた義務教育というルールの中で、教育を受けてきただけです。そのため学校を卒業して社会人になっても、志なく日々の生活を送っている人がほとんどです。自分の廻りを見渡しても、しっかりした志を語り実践実行できている人は、ほとんどいません。
一般の人が生をまっとうするには、今日の平和な日本においては、必ずしも志が必要だとは思いません。しかし、社会に新しい価値を提供するために、艱難辛苦を味わいながら自分を高めていく必要があるリーダーの社長には、必ず必要なものです。
正直な話、自分自身も、しっかりした志が立てられたのは37歳のときですので、実感を持って、その難しさを痛感しています。それでは、まず社長に志が必要な理由を説明したいと思います。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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