■第428段 志とは2 社長のモチベーションを問う
(シリーズ 志を立てる) 平成23年1月17日
社長は、艱難辛苦を味わいながら、へこたれることなく仕事を果敢に果たして行かなければなりません。従業員は、労働基準法で1日原則8時間労働と決められており、残業及び加重労働にも法律上一定の制限などで保護され勤務しています。一方、社長にはそのような保護はありません。むしろ労働基準法上の過重労働を遙かに超える重労働状態の中で24時間仕事をしています。しかも社長が努力を尽くしたからといって、会社が必ずしもうまく行くとは限りません。最悪倒産することも、日常的です。
超過重労働と重い責任のある社長の報酬は、従業員より高いのは当たり前ですが、見合っている人は、少ないのが現実です。今の時代、不況で業績が悪く報酬を貰うどころか、資金繰りのために、逆に会社にお金を入れている社長も少なくありません。
このような逆境を堪え忍びながら、社長が任務を果たしていくための原動力は、まずはお金を稼ぐためという理由が、一番多いと思います。お金がなければ、会社はおろか生活が成り立たない一方、あれば仕事にも余裕が出て、趣味やレジャーにも使えるという人間の生存本能と原始的欲求を反映した理由です。
夢を実現するために、仕事に邁進している社長もいると思います。後述しますが、夢と志は、必ずしも一致しませんが、お金をたくさん稼げれば、実現できる夢も多いのではないでしょうか。そのため、志≒夢を実現すること≒お金を稼ぐというモチベーションで、仕事をしている社長も多いと思います。上記のいずれの理由も、会社が創業時や不況で苦しい逆境のときには、社長にとって大きな原動力になることは、間違いありません。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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