■第529段 人の役に立つ道に入る
(シリーズ 幸せとは) 平成27年5月4日
それでは、すべての矛盾を払ってくれる最も次元の高い欲求とは何でしょうか。
1.人のお役に立つ。
2.人に感謝される。
人のお役に立つことが最高の欲求で、それは社会貢献とも表現されます。人にお役に立ったから、必ずしも感謝される訳ではありませんが、感謝されるためには、人のお役に立つ必要があります。
人のお役に立てば、感謝されることも多くなり、直接的に幸せを感じるだけでなく、お返しとしてお金を貰えるなど、さまざまな天からの恩恵を受けることができるようになり、低次な欲求も自然に実現できることになります。
幸せになるためには、何事においても、人の役に立てばいい、という理屈は分かりました。しかし、その実行は簡単ではありません。
たとえば、上司から明日までに資料の作成を頼まれたとします。シンプルにその資料を誠意を尽くして、期限までに作成提出すれば良いのですが、なかなかそういう人の方が珍しいと思います。
・楽して給料を貰いたい。
・上司が気に入らない。
・仕事が気に入らない。
・能力が足りないと思っている。
・忙しくて、手が回らない。
・今日は二日酔いで、体調が悪いなど。
さまざな感情が依頼された仕事の忠実な遂行の足を引っ張ります。結果、期日を守らないのは論外として、手抜きのがたがたな資料が提出されることもあります。
がたがたの資料は、上司には役に立ちませんので、感謝もされませんし、評価も下がります。評価が下がれば、賞与も少なくなり、昇進もできません。そしてまた腐って行くという負のスパイラルに陥ります。この最悪のスパイラルにはまっている人が、世の中にはたくさんいます。
感情のない人間はいません。すべての負の感情は排除して、至誠と実行を尽くして、資料を作って上司に提出すれば、たとえそれが稚拙な資料であっても、真心は通じ、お役に立ち、そして正の循環に入ることができます。
幸せの循環に入るために、低次な欲求や感情を排除して、人の役に立つ道に入らなければ、なりません。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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