■第540段 知力を鍛える方法とは
(シリーズ 心知体を究める) 平成27年10月19日
●知力はなぜ必要か
何らかの方法で知力を高め、維持していかないと、心と体と知力はセットで育っていかない。お客さまからの質問にきちんと答える、電話の相手に当意即妙な応対をする、数ある選択肢から正しいチョイスをする、など、「頭のよさ」は、仕事をする上で、どうしても必要な要素である。知力が低く、お客さまとコミュニケーションがとれなければ、うまくいかない。
だから、事務所として日々努力を重ねている。知力が高まると、新しい気づきの数が驚くほど増える。ああしたいこうしたいという希望がたくさん出てくる。事務所の内部的にも、お客さまに対しても、「こう言ってみたらどうだろう」「こんな提案をしたい」と、新しい発想が日々生まれる。これはチョイスの世界ではなく、気づきであり、発想である。創造力の源泉である知力は、トレーニングしないとどんどん衰えていってしまう。
私は昔から麻雀やゲームが好きだった。将棋は相手がいなかったため、定期的な対局ができるようになったのは最近のことだが、若いころはテレビゲームをよくやった。20代のトーマツ時代は、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストにもはまっていた。麻雀も好きで、月に1度は楽しんでいた。退廃的な趣味で人生が荒れていた時代とも言えるが、知力の維持向上という意味では悪くなかった気がする。頭を使って考えるのは大事なことなのだ。そうやって頭を鍛えていた。
●知的な創造力を復活させる
知力を鍛える方法はいっぱいある。前述のゲームや麻雀、将棋のほか、碁でも読書でもいい。資格試験合格やTOEICでいい点をとることを目標にしてもいい。英語などの語学の勉強は趣味と実益を兼ねるので、すばらしい。ただ、資格試験とは違って目標点数をクリアしても先があるから、ゴールが見えにくい。モチベーションを維持するためには、海外旅行の予定を組むなど、実用化するといいだろう。
私は将棋で知力を鍛えてもらっているとつくづく思う。この先もずっと続けていくつもりだ。知力が高まると、時間効率が断然よくなる。仕事の手順や方法をシャープに創造できるのだ。
完璧ではないにしても、事務所の調子が非常によくなってきたのは、自分で意識して知力を磨いているおかげで、枯渇しかけていた知的な創造力が復活したことが大きな原因に違いない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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