■第563段 総合力を培う
(シリーズ 社会貢献を学する) 平成28年10月3日
●日々の努力が成果を生む
ホームページやブログ、「仕事の徒然草」などがすべて総合的な力になり、エース会計事務所の付加価値を合成している。意識して書かなければ貴重なひらめきも忘れていくし、普遍的な内容でなければ書いている意味がない。こうして日々、付加価値を高めている。付加価値をつけるのは難しく、自分のサービスを高く売ることは簡単なことではない。
お金を稼ぐと人はすぐベンツやフェラーリなどの高級車を買ったり、銀座で豪遊したりするために使ってしまう。ベンツを買わずに何か機械を買って効率化する、あるいは従業員を一人増やして仕事を楽にすべきだと思うが、そういうことはしない。
エース会計事務所は、給料は高くないかもしれない。給料を増やすと相対的に労働量を増やさなくてはいけなくなり、勉強の時間を確保できなくなるからだ。たとえば、100の能力に80の給料なら、80の仕事で成り立つが、150の給料をもらってしまうと、150の付加価値を出さなくてはいけない。過重労働になり、人生をボロボロにしていく。
人が辞めたり入れ替わったりするイレギュラーな事態を除けば、自分の目の届く大きさで経営しているので、事務所は安定している。選り好みをしているわけではなく、おかしなことを言う顧客をお断りしている結果、良質な顧客だけが残っている。
●単なる金儲けとは一線を画す
従業員はほかの会社を知らないため、自分たちがどれだけ厚遇されているかを理解できないだろう。これが当たり前だと思っている。「陰徳を積む」という言葉があるが、人に理解してもらおうとすること自体が無駄なことで意味がない。
それぞれの税理士が羽ばたいて、自分で事務所を経営したときにはじめて、自分に同じことができるかを考えるだろう。私自身がある一定の付加価値を持っているから、この事務所を維持できるわけで、付加価値がなかったらできない。といっても、好きで勝手にやっていることなので、従業員にわかってもらう必要もない。
上場会社の株主総会に参加するのも従業員にとって勉強になっている。非常にユニークな人材育成の手法で、こういう活動を今後もクリエイティブにやっていく。株主総会で意見をいうのは有意義な社会貢献だ。いま、個人株主の発言はアクティブで、普通に発言しても会社はきちんと受け止めるし、正当なことを言えば拒否する理由がない。
単にお金を稼ごうと思ったら、そんなものには行かないほうがいい。時間の無駄である。お金を稼ぐ行為と社会に貢献していくことは背反する部分が大きく、金を稼ぐとなると、どんどん社会貢献から離れていく。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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