■第573段 価値観を磨く
(シリーズ 自分の物差しを持つ) 平成29年3月6日
●毎日が選択の連続
すべての人間には、心のじよう木が必要である。
それぞれ心のじよう木をもつべきである。
石川理紀之助のこの言葉が好きだ。日常的によく使うし、人を諭すときに引用することもある。
石川理紀之助は、富国信仰の明治時代の秋田県の農村指導者で、生涯を貧農救済に捧げた人物である。「老農」あるいは「農聖」と敬称され、率先垂範の姿勢を貫く「寝ていて人を起こすことなかれ」の言葉を残したことでも知られている。その理紀之助の自らの行動指針が「心のじようぎ(定規)」だった。私は「心の定規」を「心の物差し」と言い換えて表現している。
我々は日々、いろいろなことを考え、チョイスしていかなくてはいけない。細かいことを挙げるなら、今日の食事はどうするか、何を着ていくか、あるいは、誰とつきあうか、どんな職業につくか、誰と結婚するかなど、人生の重要な選択もある。一つの真理として、人はその場その場の状況に応じた最適の選択をしているはずである。結果として間違ったというケースがあるにしても、過去のその時点で最適な選択をしている以上、当時の自分を責めることはできない。しかし、そのときにどんな価値観を判断基準にしたかが非常に重要だ。
●自分の頭で考え、判断する
価値観というものは基本的に年齢とともに変わっていくものである。若いときには理解できず、年をとったからこそわかることもある。しかし、年輩者の価値観を若いときに受け入れることができれば可能性はより広がる。だから、できればそういった価値観も聞いてみて、自分の頭で考え、判断していくことが望ましい。なかなか受け入れにくいものかもしれないが、考えてチョイスできる人になれるといい。若いときには多くの失敗も経験しないといけない。
一般的に言われる世間の価値観やそれぞれの立場で話される価値観と、自分の物差しを持ったときの価値観は相違する部分があるはずである。自分の物差しをしっかり持ち、日々磨いて洗練していかないと、まともな判断ができず、周囲のいいなりになってしまう。頭を使わない人になると、使い物にならない。
きちんとした考え方、価値観を自分自ら鍛えていくことが大切なのだ。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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