■第667段 テレワークを積極的に受け入れる
(シリーズ コロナ禍のテレワーク) 令和3年3月1日
●場所や時間を有効活用する柔軟な働き方
コロナ禍でテレワークの導入が急ピッチで進んでいるが、私の周囲には対応できていない会社がたくさんある。
テレワークとは、テレ(tele=離れた所)+ワーク(work=働く)の造語で、情報通信技術(ICT=Information
and Communication Technology)を活用した、場所や時間を有効に活用する柔軟な働き方を指す。
テレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)の3つに分けられる。
在宅勤務は自宅にいて、パソコン、電話、ファクスで会社と連絡をとる働き方で、「リモートワーク」(遠隔勤務)と呼ぶことも増えてきた。
モバイルワークは、顧客先や移動中にパソコンや携帯電話を使う働き方、サテライトオフィス勤務は、勤務先以外のオフィススペースでパソコンなどを利用した働き方をいう。
●ガラケーをスマホに変える
遠くにいても手軽かつスムーズにコミュニケーションがとれるオンライン会議ツールが数多く展開され、導入も非常に簡単になった。Web会議システムは、テレワークにおいてはいまや必須ツールといえる。しかし、Web会議を頑なに拒む原始的な人が私のクライアントでも1/3ぐらいはいる。
対面での打ち合わせができないと、電話しかほぼ通信手段がない。すべてを電話ですませると電話料がかかりすぎる。LINEは通話無料でも、ビジネスのやりとりを全部LINEでするわけにはいかない。電話とFAXだけというアナログな状況だと仕事がやりづらい。
電話も、少なくてもスマートフォンを使って欲しいが、ガラケー(ガラパゴス化した携帯電話機)しか使わない人がいる。パソコンの利用に後ろ向き、かつガラケーでは、テレワーク導入支援のしようもない。「スマホさえしてくれればWeb会議に参加できる」と口をすっぱくしてアドバイスしても、設定が面倒なのか、スマホに変えない傾向がある。
テレワークを受け入れ、変わっていかなければ、自滅の道を歩むことになる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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