■第670段 Zoomの使いこなしのポイント
(シリーズ コロナ禍のテレワーク) 令和3年4月19日
●有料版と無料版の違い
Zoomには無償の「基本(ベーシック)」版と、有償の「プロ」版、その上位の「ビジネス」版、最上位の「企業(エンタープライズ)」版がラインアップされ、私は年間2万円の「プロ」版を利用している。無料版は40分(プロ版以上は実質無制限)という制限時間内であれば、最大100人が参加するWeb会議を催すことができる。
Zoomはあくまで仕事のツールのひとつで、電話がZoomになったに過ぎないが、使いこなせればすごく便利だ。コロナ禍でなければ、会議ツールは普及しなかった。
スマホと一緒で、みんなが使うと一気に進化してコストが下がる。テレビ会議システムは昔、イニシャルコストだけで何十億という凄まじい金額が必要だったのに、いまは2万円で可能になったのだ。40分だったら、タダだ。ただ、40分で強制終了すると、再開にアイドルタイムが必要なので、ビジネスユースでは有料版をおすすめする。
●機能と使い勝手
Zoomでの通常の打ち合わせ時間としては1時間くらいが適正だろう。講演会やセミナーをZoomで3時間見てくれといっても誰も見ないだろうから、そういう依頼はすべてお断りしている。原則、会議は1時間だ。3時間も集中力が続かない。
また、1時間に1回は休憩が必要だ。1時間1コマの会議を2コマまで、Web会議はそれが限界だ。逆にいえば会議の時間は短くなる。通常2時間か3時間の会議が1時間で終わる。だらだらとした雑談がなくなるから、会議としての効率は悪くない。
クライアントとの打ち合わせはもちろん、離れたところにいる人が一堂に会せるのも大きな魅力だ。地方の全支店の会議をZoomでやれば効率が上がる。ムダな出張も減る。
また、PowerPointなどのプレゼンテーションやスライドショーを参加者全員のパソコンで共有化できるため、プロジェクターを用意して映さなくていいから楽だ。
Web会議の内容を録画もしくは録音できるレコーディングも便利な機能だ。議事録の自動作成、自動文字起こし、翻訳機能など、新しい機能も追加できて、証拠力が高くなる。
想定外のことも起きるから、実際に試してみて使いこなしていかないといけない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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