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第769段 効果的なネットワーク管理
 (
テーマ バックオフィスを効率化する) 令和7年6月2日

回線速度を見直す

 バックオフィス業務の効率化において、最も重要な要素の一つはネットワーク速度である。日常的には無意識に見過ごされがちだが、ネットワーク速度の違いが業務効率に与える影響は大きい。業務のスムーズな遂行に欠かせない要因だ。多くの企業が契約当初のネットワーク環境を見直さずに使用し続けているが、定期的な再評価が必要である。たとえば、社員100人が1日に1時間分のネットワーク速度低下に直面すれば、合計で100時間の労働時間が無駄になることになり、これが過重労働の一因ともなりかねない。

 ネットワーク速度の問題は、ルーターやハブといった通信機器の性能が原因であることが多い。たとえ高速回線を契約していても、最初の親ハブが低性能であれば、そこで速度が大幅に低下する。さらに、複数の分岐があるハブが低性能だと、回線速度は十分に発揮されない。現在、主流のケーブル規格は1000BASE-T(1GbE)であり、古い規格のケーブルを使用している場合は、最新の規格に変えた方がいい。高性能なハブやケーブルを導入し、ハブの配置やポートの使用数を最適化することが、業務効率の大幅な向上につながるだろう。

Wi-Fi接続か有線接続か

 多くの企業が利便性の高いWi-Fi接続を採用しているが、速度面では有線接続の方が優れている。席を自由に移動できるフリーアドレス制を導入している企業は主にWi-Fiを使用しているが、業務効率を考慮すると有線接続の導入も検討すべきだ。ハブ機能を搭載した無線ルーターもあり、オフィスレイアウトや業務形態に応じてWi-FiとLANケーブルを併用することで、フレキシブルかつ効率的な接続環境を構築できる。

 回線が集中してネットワークがオーバーフローする場合は、スターリンクなどの代替回線を利用してトラフィックを分散させることも有効だ。特に拡張が困難な特殊な環境下では、最適な回線速度を検証し、確保しながら運用できる。社長や管理職、ネットワーク管理者がネットワークの基礎知識を持ち、理解し、適切な対策を講じることで、業務全体のパフォーマンスを大きく改善することができる。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士

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