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第775段 クラウドシステム導入の注意点
 (
テーマ バックオフィスを効率化する) 令和7年9月1日

クラウドサービスは万全か

 現在、クラウドサービスの利用が広がっている。GoogleのGoogle DriveやGmail、MicrosoftのOneDrive、AppleのiCloudなどのクラウドサービスは便利だが、データ消失のリスクが常に存在する。クラウド上に保存されたデータが突然消える可能性は否定できず、データが失われれば復元に時間を要することもある。
Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)といったクラウドプラットフォーム提供会社がデータ消失に対して責任を負わない場合もあり、この点は企業にとって大きなリスクとなる。

 したがって、デスクトップとクラウドの両方にデータを保存し、バックアップを取ることが推奨される。クラウドはPC故障によるデータ消失を防ぐ手段として有効だが、それだけに依存しすぎるのは危険である。クラウドの主な問題は、データ消失リスクと通信トラフィックの増大だ。クラウドを利用する際には通信回線を経由する必要があり、トラフィックが増えることで業務に遅延を引き起こす可能性がある。

NASでデータ管理

 クラウドサービスは利便性が高いが、企業ユースでは負担が大きくなることがある。どこからでもデータにアクセスできれば作業時間が増え、過重労働の源泉になってしまう。また、通信トラフィックの増加により業務効率が低下し、クラウド利用のコストも増加する。外付けハードドライブは24時間運用できない。パソコンを24時間立ちあげてバックアップするのは負荷が大きすぎるからだ。

 代替手段として、社内ファイルサーバーであるNAS(ネットワークアタッチトストレージ)の活用が挙げられる。NASはクラウドよりも高速で、コストも低いため、企業のデータ管理に適している。24時間稼働可能で、PCに過度な負荷をかけずにデータのバックアップや保存ができる。OneDriveなどクラウドサービスを補助的に使うことで、バックアップ体制をさらに強化できる。企業は規模やニーズに応じて適切なデータ管理手法を選び、クラウドとNASの利点を最大限に活用すべきだ。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士

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