■第67段 女性の営業は強い2 男性と同じ土俵で勝負しても仕方ない
(シリーズ ビジネスウーマン) 平成15年5月5日
●女でも男でもない中性という存在
50、60代になっても、色気やかわいらしさを持っている女性がいる一方、女性であることを捨てているキャリア女性も少なくない。どちらのほうが、社会で受け入れやすいだろうか?
著名人でいうと、前者は十朱幸代や松坂慶子、後者は土井たか子があげられる。バーやクラブのママも前者に当てはまるだろう。女優や水商売、政治家と職業は違っても、仕事をしている女性であることには変わりない。職業に貴賎をつけてしまったらおかしくなる。
組織の中で、男性と同じポジション、待遇を求めて戦っていくと土井さんのようになりがちだ。女であることを捨ててしまうと、女でもなく、男でもなく、中性になる。内面の強さが外に出たら、女性ではない。つまりは女性としての魅力がなくなるということを意味する。これでは、女性特有の3つの武器をみすみす手放しているのと同じである。
●男性と女性では評価が違う
時代は変わり、いまは女性がどんどん社会に進出しているから、中性になるのはマイナスでしかない。中性の人には、誰も頼みたくないから、営業職や女性経営者だと、売上が伸びないということになりがちだ。
社会では、男性と女性では、まったく違うように評価される。たとえば、このメルマガ「仕事の徒然草」は山田だから許される。これを女性の会計士が送っていたら、「ヤなヤツ」「こうるさいオバサンだ」と思われる。女性の会計士ならば、「今日の一言日記」のほうが好感を持たれる。
会計士や営業職、女性経営者に限らず、男性と女性では求められるものが違う。生まれ持っているものが違うのだから、やり方も違って当たり前だ。ヘンな意地を張って、男性と同じ土俵で勝負するのではなく、女性特有の感性を大切にして、服装やマナーなど、エレガントさを身につけたほうが評価される。女性であることを素直に受け入れ、何が求められているかを意識したうえで、行動したほうがいいというわけだ。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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