■第78段 同業者を大切にする
(テーマ 利は仕入れにあり) 平成15年7月21日
●同業とつき合う3つの理由
同業者は、決して敵ではない。同業者とのつき合いを捨ててしまったら、儲からなくなる。その理由は3つある。
1.操業度の維持をするため
2.儲かっているコツややり方を模倣をするため
3.結束をすれば大きな仕事ができる
ひとつ目は第77段に説明したが、操業度を維持するには、外注に出す必要がある。つき合っていないと、仕事の依頼がいっぱい入ったときに、外注先を選定できなくなる。同業者とつき合い、小さな仕事を依頼して腕を評価し、万全な体制を整えておく必要がある。
●社外の力として欠かせないのが同業
2つめは、同業に限らず、他業種の多くの人とつき合っていれば、儲かっているコツややり方を学べて、模倣ができる。そのなかでも同業者が一番わかりやすく、ヒントがいっぱいある。加えて、情報共有すれば、大きな利益になる。
時代とともに仕事のやり方も変化している。最近でいえばWindowsが入り、多くの会社でネットワーク環境が整った。それも自分でやったり、教えてもらったりしなければ、そうした環境になっていることすらわからない。使いこなせなければ、会社が陳腐化して、時代遅れになる。
3つめは、いまはネットワークの時代だから、社内よりも社外の力のほうが強い。規模の力を出すためには、同業者と組む必要がある。同業者から仕事を奪おうという気持ちでいたら、人間が貧しくなって、人間関係も長続きしない。率先的に仕事を出すことによって、長続きする関係が保つことができる。
場合によっては他業種との結束も必要になることもあるが、そのときに重要なことは、一流の人たちをコアなメンバーで集めること。一流の人たちのまわりには、一流の人たちがいるから、そのネットワークも使うことができる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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