■第100段 女性の営業は強い7 男と女の違いを知る?
(シリーズ ビジネスウーマン) 平成15年12月22日
●仕事に対する思いが異なる
男と女は同じ人間だと考えていると、「どうして、こういうことをいうんだろ?」「何でわからないんだろう?」という疑問が多くなる。しかし、同じ人間でも、男と女では違う生き物だと自覚すると、その相違点に対して興味が湧いてくる。
男と女では体型が違うように、頭の中も左脳型(論理的)か右脳型(直観的)と異なっている。ビジネスウーマンとして成功するには、男と女とは違うことを自覚するのが、まずは大切だ。
ビジネスは経済戦争であり、戦争に勝つためには軍隊的な組織がいい。つまり、「やれ」といったら「はい」という組織である。男にとって仕事は、生きるための大切な手段だから、上司にいわれた通りに動く。それに対し女性は、感情が入ってくるため、素直に「はい」ということができない。
女性は正社員でなくても、専業主婦になったり、パートタイムや派遣スタッフとして働いたりする方法もある。基本的には、男性のように妻子を養う必要がないから、仕事に対する思い入れが決定的に異なる。
●男のルールを知っているか?
ビジネスという世界は、男たちがつくってきた男社会だ。戦争からビジネスに変わり、女性が活躍する時代になっても、あいかわらず中心となっているのは男たちである。それはなぜだろう?
ビジネスは縦社会であり、男は子どものころから、その社会で生きてきた。仲間の中には必ずリーダーがいて、絶対的な権限を持っている。遊びといえば、野球やサッカーであり、勝つために練習をしたり、チーム内で役割を決めたりしている。
それに対し、女性は横社会であり、リーダーがいても絶対的な権限を持たない。遊びは勝つためではなく、仲良くなるためのものだ。
会社は仲良しクラブではない。勝たなければ意味がない。ビジネスに女性同士のルールを持ち込んだら、必ずおかしくなる。結果的には、女同士でグチをいっているだけに終わる。
ビジネスで成功するためには、女性的な感情を排除して、男社会で求められる「やれといったらやる」という素直さが絶対に必要だ。男社会のルールを学ぶためには、男と女の違いを把握して知恵を蓄えること。そのうえで女性らしさを融和させると、並みの男性ではかなわない強力なビジネスウーマンとなることができる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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