■第106段 営業はくどき2 「好きだよ」といえるか?
(シリーズ モテる男は、モノも売れる) 平成16年2月2日
●待っているだけでは、はじまらない
女性を口説くときには、「君が好きだよ」といえることが基本だ。「好きだよ」といえるかどうかが、その後を左右する。学校や会社など組織の仲間であれば、毎日でも会えるから、自然につき合いに発展しやすい。
しかし、組織とは関係ない世界で知り合った男女ではどうだろう。約束しなければ会うことができないし、「好きだよ」と男がいわない限り、つき合いには発展するのは難しい。
カッコイイ男、いわゆるイケメンならば、女性からアプローチしてくるのを待っていて、タイプの女性だけに「OKだよ」というだけで済むかもしれない。モテる男であれば、言葉や態度でさりげなく示し、女性をその気にさせることができるが、口説きのテクニックを知らないのであれば、男らしく、ズバッといったほうが成功しやすい。一番悪いのは、モジモジして何もいわないこと。これでは何も始まらない。
もちろん、はじめてのデートで「好きだよ」といっても、女性に気持ち悪く思われるだけだから、タイミングを図る必要がある。「一目惚れだったんだ。会ってくれてうれしいよ」と伝えるほうが女性は喜ぶ。それがいえなければ、2回目、3回目で「好きだよ。つき合ってほしい」という。何もいわければ、女性は何のために会っているのかがわからないから、誘いに乗らなくなる。
メール交換をしていて、はじめてデートするときには、「会えてよかった。つき合ってほしい」といわないと発展はない。女性が外見を気に入らなければ、その場限りなのが一般的である。
●営業が目的だといえるか
仕事でも同じで、人脈を広げようと異業種交流会に出たときに、「仲良くしてください」というのが一番ダメ。「私は保険の営業をしていて、お客さんを探しています」のほうが、よほどいい。それを最初にいえば、後ろめたさが一切ない。「この人は、営業が目的で来ているんだ」と思い、参加者はそれを前提につき合う。
これは営業テクニックとしては初心者レベルだが、モジモジして、誰とも話せない人よりは、ずっとマシだ。通常、このようなダイレクトな営業は嫌われる。逆にいえば、認めている会であれば、同じ人たちが集まっているということであり、積極的に行ったほうがいい。もう少し洗練された営業トークについては、「第25段 異業種交流会で人脈を獲得する」を見てほしい。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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