■第146段 志が高い社長の喜びは、社員が成長すること
(テーマ 従業員をうまく仕切る) 平成16年11月8日
●ネガティブな人間は、味方にならない
社長は社員に対して、「ふざけるな、バカ野郎」と思っていても、「がんばれよ」「ありがとう」「よくやってくれたね。あとは俺が責任をとるから」といわなければいけないが、その後にひとり一人の器の見極めをするのが重要だ。
高い山を目指す社長の一番の楽しみは、社員が成長することであり、どんどん成長して、器が大きくなることが望みである。しかし、何も変わらない社員も少なくない。だからこそ、社長は孤独であり、悩みが尽きない。
何も変わらない社員は「○×くん、これできるよね」「がんばれよ」といくらいっても、「できるかどうかわかりません」「いえ、僕は」「どうせ、私なんか」というネガティブな対応しかしない。だんだんと励ます気持ちも失せて、顔を見るのもイヤになる。
ネガティブな発想の社員は、顔も印象も暗いもの。その暗さを社内や取引先にも伝染させるため、いくら社長が明るい会社にしようとがんばっていても、ゼロどころか、マイナスになる。そうならないためには、解雇の通知をして、その社員の器に合った会社に転職させたほうが幸せなのだ。
●味方になるのは取引先に頼りにされ、慕われる社員
人事のミスマッチは、どこの会社でも必ずある。やり方がよければ10%で済むが、悪ければ20%、30%……。いくら入社試験や面接が良い結果だとしても、入社してみないとわからない。結局、入社したあともテストは続く。
社員から見れば、社長や上司もテストを受けていることになる。上司が悪ければ、優秀な部下が退職する。会社の大切な資産である優秀な社員を残すためには、社長は上司を首にして、優秀な部下を残すようにしなければならない。
大企業では優秀な人が半分くらいいれば、会社は回っていく。ところが中小・零細企業はそうはいかない。会社が潰れてしまう。
勝つか負けるかの経済戦争で生き残るためには、優秀な頭脳を持つ人を揃えること。多数ある同業他社の中から選ばれ、
「元気なパワーをいただき、がんばる気になりました」
「よく来てくれたね。ありがとう」
と取引先に頼りにされ、慕われるような社員が多くいる会社が勝つことができる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
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