■第159段 仕事の効率を高める「整理整頓」
(テーマ 商売の王道を知る) 平成17年2月7日
●仕事とは、情報処理すること
仕事が忙しいと、机の上が資料や書類でいっぱいになり、整理整頓ができなくなる。混乱している状態だと、効率が落ちる。私の仕事は、とくにそうだ。
整理整頓していかないと、仕事が効率よくできないので、結局、儲からない。仕事とは、情報処理をしていくことだ。蓄積しているデータが多く、情報の検索性が高ければ高いほど、効率性がいい。
たとえば、10万円の仕事をキャリア10年のAさん、同じくキャリア10年Bさん、キャリア5年のCさんの3人に発注したとする。Aさんは1日、Bさんは3日、Cさんは7日かかった。この中ではもっとも効率がいいのはAさんであり、一番儲かる。
なぜAさんが早くできるかといえば、経験・知識などから蓄積しているデータが多く、早くデータを検索できたからだ。蓄積するデータは頭の中でも書類、電子データ、書籍など、素早く情報処理ができれば何でもいい。
素早く情報処理をするためには、整理整頓が欠かせない。Bさんは、「あの資料が本棚にあったはずだ。どこにあるかな?」と探している時間が長くて、3日もかかったかもしれない。あるいは、専門分野ではなく、調べる時間がかかったかもしれない。
●専門分野や得意ジャンルをもつ理由とは…
士業やコンサルタント、プランナー、執筆業、翻訳業などのサービス業は、“使いまわし”ができればできるほど儲かる。一番わかりやすいのが、執筆業だ。雑誌の連載終了後、それが単行本になると、雑誌の原稿料と単行本の印税が入り、一粒で二度おいしい。有名作家やエッセイストになればなるほど、儲かる仕組みができている。
これらのサービス業は、応用、加工できるデータをもっているほど、効率性が高まる。専門分野や得意ジャンルをもっているのは、そのためであり、仕事しながら常に最新情報を入手している。「なんでもやります」といっているような「なんでも屋」は、専門にやっている人に決して勝つことはできない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
パニック少女とは、つき合えない。
よろしければ、ぜひご購読をお申し込み下さい(Presented By )
サイト内検索
〒104−0045
東京都中央区築地2丁目11番9号RBM築地駅前ビル6階(地図)
TEL 03−3516−8941 FAX 03−6740−1328
E−Mail ace@jobtheory.com
URL https://www.jobtheory.com/
会社経営とは 戦う経営ブログ 社長の道!『仕事の徒然草』
前段へ 次段へ
TOP サイト内検索 テーマ別 日付順(No順) 最新号
|