■第227段 決断するには整理整頓が欠かせない
(テーマ 己を鍛える) 平成18年5月29日
●レイアウトを決めるのに、2ヶ月間
弊社は3月末に移転して、3つに分かれていた事務所を1つにまとめることができた。移転は2年前から考えていて、東京駅から徒歩10分以内、日当たり、坪数、突き出し看板のあるビルなどと、条件を考えながら、移転資金などの調達もしていた。その準備=条件が整ったところで、物件探しをした。
数件の不動産業者に条件を伝え、それに合う情報を流してもらっていた。正常な意思決定をするため、期限は決めていなかった。条件がピッタリ合う物件が出たときに、迷い無く即断した。昨年末のことだ。
会社のイメージや働きやすい環境かどうかを左右するのは、立地とともにレイアウトも大きい。移転後にレイアウトを直していては、お金と時間の損失になる。移転したときに、ムダな動きや隙のないレイアウトになっているのが望ましい。
内覧したときに、天井を計っておいた。天井には梁があり、高さが一定ではない。天井が2メートル20センチないと、私が入れたいキャビネが入れられない。そのうえで、2ヶ月間かけてレイアウトを考えた。
会議室や打ち合わせ室をどこにするか、作業導線、LAN・電話・電気の配線、オフィス家具の寸法も考えながら、机や椅子、キャビネの配置などを考えるのは容易ではない。傘立てをどこに置くかなど、細かいことまでを考えて、数え切れないほどのラフな図面を、頭の中で描いた
●最高な効率とするためには…
レイアウトがきっちり決まっていれば、内装工事は1週間ぐらいと短い。だが、社長が業者と一緒に工事をしながら考えていては、いつまで経っても工事が終わらない。お金と時間が余分にかかり、引越日まで影響が出る。
レイアウトを曖昧にしていると、パーティションの長さが1メートル足りないなど、不都合がいろんなところで出てくる。その場しのぎの行動は、その後の弊害が大きい。
何事でも、まずは条件を整理すること。整理されていれば、必要な情報を仕入れ、見極めることができ、スムーズな意思決定につながる。時間をかけて整理整頓することで、最高な効率が生まれる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
まずは、机の上を片づけなさい。
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