■第239段 従業員に気持ちよく働いてもらうお金の使い方
(テーマ 商売の王道を知る) 平成18年8月21日
●給料が高いことが従業員の幸せではない
給料が高いことは、すべての従業員にとって幸せではない。給与は高くなくても、残業がないことや休日が多いことを望む者もいる。また給与にもいろいろな払い方がある。賞与、昇給、家族手当、退職金など、すべてお金の使い方であり、その企業にとって最適な組み合わせをするべきだ。
弊社の場合は、給与は安くても、税理士資格試験の勉強をしたいから、9時5時で残業なしを望むタイプ、給料は高いほうがよく、残業もいとわないタイプと大きく2つに分かれる。従業員ひとり一人ヒアリングして、できるだけ希望に叶えるようにしている。
●きちんとした就業規則をつくる
従業員の希望どおりにするための前提条件となるのは、就業規則である。きちんとした就業規則がない会社は、社長の裁量で決めることが多く、従業員が不満を持ちやすい。「社長の裁量=気分次第」ということであり、社長が論理的に説明できないことに対して、従業員が納得できるわけがない。
従業員に感謝されるようなお金の使い方をするには、雛形どおりではなく、その会社の実態に合った就業規則をつくるべきだ。弊社では事務所の引越しをして、3つの事務所をひとつにまとめた際、労働時間、給与、賞与、退職金などの規定を、一本化した独自の就業規則をつくり直した。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
給与が低くても、いい職場はできる。
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