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第264段 社長の一番大きな仕事は、後継者をつくること
 (
テーマ 大局から経営を考える) 平成19年2月12日

事業継承を考える時期が遅すぎる

 戦後、20〜30代で創業し、一代で会社を大きくしてきた社長の最後の望みは、「後継者に会社を継いでほしい」ということ。息のかかった後継者が会社を継いでくれるのが一番幸せだ。

 「オレが死んだら、会社はどうなるのだろうか」と心配して経営者が3億円という経営者保険に加入するのも、会社をつぶしたくない一心からである。しかし、万が一には備えるのに、会社にとって肝心要の後継者選びは先送りする。

 引退間際になって、死んだらお金はもっていけないことを実感して、「商売が宝であること」に気がつき、やっと事業継承を考えるのである。「会社が存続してほしい」と考えるのが遅いから、十分な準備ができない。

 加えて、日本は少子化が進んでいるうえ、ハングリー精神のある男性が少なくなっている。経営者としての潜在的な能力を持つ男性は、1000人のうち、ひとりいるかいないかであり、そうそう簡単に見つからない。

すべて後継者にかかっている

 息子や娘がいても、会社を継ぐには人間の器としての問題もある。会社を大きくした社長は、たいていは裕福な暮らしをしている。子どものころに貧しかった社長ほど、自分の子どもには贅沢をさせるため、二代目として必要な能力や資質を養うことができない。

 息子や娘、企業内の人材から後継者を選ぶにしても、結論からいうと、事業を永続的に行っていくためには、後継者を計画的に育てることが必要だ。後継者を社長が育てることにより、会社が発展する。それによって、創業者の30年間ではできなかったことが、次の社長と合わせて60年間で実現できる可能性が大きくなる。60年間という時間があれば、競合他社がつぶれて一番になるかもしれない。

 時間軸で考えると、まったく違う見方ができる。実現できるか否かは、後継者にかかっている。社長にとって一番大きな仕事は、後継者をつくることだ。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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(一言)

 継ぐ者は、いつ現れるのか。






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