■第325段 お礼ができないと、次がない
(テーマ 商売の王道を知る) 平成20年4月14日
●“もらいっぱなし”は最悪
交際費を削っている会社が多い中、ありがたいことに私の事務所では、お中元・お歳暮をたくさんいただく。私はお中元・お歳暮を「お客さんによいサービスを提供したかどうかのバロメーター」だとシビアにとらえており、届くたびにお客さんに支えられているなぁと実感している。
そう考えていても、もらいっぱなしでは、気持ちは伝わらない。私はハガキを常に用意してあり、すぐに手書きでお礼状を送っている。電話をかけてもいいが、相手の時間を使う。ハガキだと開封の手間がなく、50円と安い。
贈る側の立場で考えてみると、お礼がないとがっかりする。喜んでくれない人にあげたくないのは人情であり、モノだけではなく、食事や情報、知識なども同じで、二度と与えてもらえなくなる。
●感謝の感性を磨く
私の事務所に期待しているお客さんは、お中元・お歳暮だけではなく、いろいろなことを行ってくれる。たとえば、出張したときには夕食だけではなく、翌日の昼食の予約してくれたり、グリーン車をとってくれたり、お土産を渡されることもある。このような丁重なもてなしを受けたときに、相手の気持ちを理解する必要がある。それが理解できれば、相手の心に響く表現ができる。
感謝の表現は、「ありがとうございます」だけではない。「一生の思い出になりました」「お心づかいに感謝いたします」など、枚挙にいとまがない。お店を出るとき、別れるとき、メールや電話など、伝えるときや手段に応じて、使い分けるのが望ましい。他人が何かしてくれることを当然と考えいては感謝の感性は磨かれない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
何かをあげるから、何かをもらえるんだよ。
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