■第515段 上司にしてはいけない人
(シリーズ 人事を学する) 平成26年9月1日
●ふたつの判断基準を正しく知る
リクルート力のない会社は変な人を採用する羽目になり、いいサービスが提供できないので、悲惨な状態になる。ちゃんとした人材を選ぶことは企業存続の必須条件である。
さらに、力がない人、問題ある人を上にすると、会社はガタガタに崩れていく。社長でも人事部長でも課長でも主任でも部下を持つ者は、能力をしっかり見極めて人事をしなければならない。器ではない人を的外れなポジションにつけてしまうと会社が倒れる。
こういう人を上司にすると組織は崩壊するというふたつの判断基準がある。ひとつめは「残業好き」な人、ふたつめは「酒癖が悪い」人だ。たとえば、金遣いが荒いのももちろんよくないが、それは規制できる。しかし、「残業好き」と「酒癖が悪い」のは規制できないので、人材を絞り込む評価基準になる。
今回はまず、「残業好き」がなぜいけないかについて論じたい。
●「残業好き」な上司がダメな理由
最初に断っておくが、残業好きだけではなく、残業嫌いもよくない。会社のロジックとして、できるだけ残業させないのが仕事の基本だが、必要な残業すら一切したくないというのでは話にならない。しかし、そういう残業嫌いな人のほうは簡単にスポイルできる。
企業によっては残業をよしとするカルチャーもあるが、私は明確に逆だと思う。なぜ残業好きな人、残業が多い人がダメかというと、はっきり言って要領が悪い。上司の指示が悪ければ部下が残業することになる。上司が夜中に仕事をしていたら、部下も巻き込まれていく。残業好きな人が上司になると、恐ろしいことに部下は全員、残業体質になる。下に10人いたら10人が、100人いたら100人全部が残業体質になり、会社のコストをものすごく押し上げる。
労働時間をできるだけ短くして効率を追求し、付加価値の高い業務を提供して、労働環境をよくしていくのが企業の理想的な流れだから、残業が多いのは逆行していることになる。時間が大切だという概念が欠落していると、日常的にだらだらし、不効率な儲からない部署になり、クリエイティビティな形が生まれない。だから残業が多い人は間違っても上司にしてはいけないのだ。
時間を守らないルーズな人やだらしない人、いうことを聞かない人は、そもそも最初から管理職の候補にならない。残業しない体制で、きちんと時間内に効率よく仕事ができる人が上司にふさわしい。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
よろしければ、ぜひご購読をお申し込み下さい(Presented By )
サイト内検索
〒104−0045
東京都中央区築地2丁目11番9号RBM築地駅前ビル6階(地図)
TEL 03−3516−8941 FAX 03−6740−1328
E−Mail ace@jobtheory.com
URL https://www.jobtheory.com/
会社経営とは 戦う経営ブログ 社長の道!『仕事の徒然草』
前段へ 次段へ
TOP サイト内検索 テーマ別 日付順(No順) 最新号
|