■第536段 正しくチョイスする
(シリーズ 心知体を究める) 平成27年8月17日
●食べたものが自分を作る
心の問題は、自分の活かし方の問題とイコールである。重要なのは「チョイス」だ。人生すべてがチョイスの連続である。
たとえば、いちばんシンプルなチョイスは、今日は何を食べるか、だ。自分で作るか店で食べるか、どこのお店に行くか、誰と行くか。料理のバリエーションも店によって全然違うし、同じ料理でも値段も味も違う。ジャンクなものは体に悪いし、まずいものは食べられない。多少高くてもちゃんとした素材を使い、できるだけヘルシーで自然食に近い美味しい店がいいに決まっている。だが、そう考えるかどうかは個々人の趣味嗜好の問題だ。
人は少しでも安いものを食べようとしがちである。美味しくて安いものならいいが、原産地、鮮度、賞味期限など、値段が安い理由が何によるものか、区別がつかないことがある。いくら安くても材料が腐っていたり、健康を害する添加物が入っていたりすれば体に悪い。安全かどうか疑わしい食品には、できるだけ手をつけないほうが賢明である。
美味しいものを食べたいなら、それなりの対価を支払わなくてはならない。食べ物は自分の体の中に入れて自分の体を作っていくものである。そこに、どれだけこだわるか。
●食品かサプリか
薬を飲むか飲まないかという選択肢もある。高血圧の薬など、医師から指定された必要最小限のもの以外、私は一切薬を飲まない。滋養強壮剤の類もサプリメントも飲まない。食事で必要な栄養を摂取できるのに、なぜサプリを足さなければならないのか。亜鉛のサプリを飲むくらいなら、亜鉛の入った食材を食べればいい。わかめなど、鉄分が豊富で健康にもいい。どれだけ食べても安全だ。サプリには保存料などの余計なものも入っているので危ない。わかめがいいと思うかサプリがいいと思うか。こういうことも選択、チョイスである。
私が毎日食べるようにしているのは納豆だ。大豆は良質な植物性タンパク質で、どんな書籍を読んでも推奨される食品だ。遺伝子組み換えの問題はあるにしても、食品のなかの王様と言えるだろう。日々、なるべくいいものを体に入れようと意識しているかどうかで健康に差がつく。外食は塩分が高めで味が濃く、栄養が偏りすぎてよくない。
趣味嗜好が自分の人生を作っていくし、おかしくしていく。たとえば、酒が好きで、限度を越してしまえば、30代で体を壊してしまう。
「心」の次に鍛えるべき「体」については、第537段で述べる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
よろしければ、ぜひご購読をお申し込み下さい(Presented By )
サイト内検索
〒104−0045
東京都中央区築地2丁目11番9号RBM築地駅前ビル6階(地図)
TEL 03−3516−8941 FAX 03−6740−1328
E−Mail ace@jobtheory.com
URL https://www.jobtheory.com/
会社経営とは 戦う経営ブログ 社長の道!『仕事の徒然草』
前段へ 次段へ
TOP サイト内検索 テーマ別 日付順(No順) 最新号
|