■第547段 自然治癒力で病気に立ち向かう
(シリーズ 仕事を楽しむ) 平成28年2月1日
●なぜ、「うつ」になるのか
世の中には自分の思いどおりにならないことがたくさんある。自明のことだ。「辛いから仕事をしたくない」と現実逃避をすると、人は簡単に「うつ」になってしまう。うつには外傷もないので、医者に「うつ病」という病名をつけてもらうのは楽なものだ。
最近、うつ病を発症する人が増えているのは、仕事がつまらないからである。仕事がつまらないと、人生もつまらないものになる。
一般企業では、労働基準法に抵触しない範囲内で、うつ病の人に辞めてもらうケースが多いだろう。そうしないと会社が潰れるからである、しかし、役所の場合は辞めさせない。働いて、うつ状態になり、傷病手当金をもらって半年くらい休み、また少し働いて休む。それを繰り返して最後まで勤め上げる。そうすると1年のうち半年くらいしか働かずに済む。うつという手段で制度を悪用し、まともに仕事をせずに半年ずつ休んでいると、稼ぎが悪いうえに昇給もない。本人はそれほど深刻に捉えていないかもしれないが、やがて生活を維持できなくなり、家族は崩壊し、友だちも離れて行く。
●薬を飲むと悪循環になる
うつになって怖いのは、薬を飲んで判断能力が鈍り、ますます体調がおかしくなることだ。薬で治そうとして、逆にほんとうに病気になる。悪循環で治らなくなってしまう。
高血圧や花粉症、癌などの病気は、薬でただ症状を抑えるだけで治すことはしない。治す薬を作るべきなのに、治すと患者がいなくなるから、原則的にみな対症療法である。
私自身も、血圧の薬を飲んで体調が悪くなっていると感じている。薬を飲まなければ、血圧を下げようと一生懸命、有酸素運動をしたり、塩分の少ない食事をとったりして、健康状態を気にかける。しかし、薬を飲めば血圧が下がるから、努力をしなくなる。そして、どんどん悪化していくのだ。
人間にはもともと自然治癒力が備わっているのだから、いちばんいいのは薬を飲まないことだ。足りないものを補うのはいいが、自分の力で治そうとせずに最初から薬に頼るのは発想が間違っている。病院で「風邪をひいたようです」と自己申告すると、たった1分の診察で「風邪ですね」と医者が肯定し、薬を処方される。薬で稼ぐために患者を治さず、むしろ増やしていくのが、医療業界のビジネス構造だ。
いまは情報があふれている時代である。血液検査のデータを見極め、飲む薬を自分で選ぶのが懸命だ。専門家の意見はもちろん聞くべきだが、薬を飲むという行為自体が異常だと自覚し、自分で最終判断をしなければならない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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