■第672段 Web会議のインフラを整備する
(シリーズ コロナ禍のテレワーク) 令和3年5月17日
●一番問題なのは音
Web会議のためにインフラの整備をしない人が多い。1対1の簡単な打ち合わせだけならスマホで事足りるが、例えば画面を共有してPDFやExcel、Wordの資料を見るとなると、どうしてもお互いにパソコンの画面が必要になってくる。
Web会議では、声が大きい人も小さい人もいる。
10人ほどの人数のWeb会議で一番問題なのは音、マイクだ。ノートパソコンのマイクを拾う性能が低いと、音が相手に伝わらない。音声や動画の処理速度はクライアントパソコンのCPUによるところがあり、参加人数が多くなると音声が途切れるケースもある。
デフォルトで音が小さいなら意識して大きな声を出し、マイクの近くで話すしかない。一生懸命話しても限界があるので、他の参加者が音量調整作業を手元でやる必要がある。
●オフィスではヘッドセットが必須
パソコン画面の共有や資料のアップロードなどで、より実務的なコラボレーションをするには、音声をちゃんと伝えるためにヘッドセットが必要だ。ノートパソコンでヘッドセットというのが最強の組み合わせである。オフィスで複数人がWeb会議に参加するときは、ヘッドセットをしないと雑音が入ってしまう。ヘッドセットをせずに、ふたりが近距離でZoomをやっていると、下手したらハウリングを起こしてしまうこともある。
スマホでWeb会議に参加することを考えると、私はソニーのXperiaの最高機種を買っておいてよかったと思っている。音響がよく、マイクもよく拾ってくれる。
テレワークがどんどん普及し、私の会計事務所でもWeb会議を積極的に推進しているが、テレワークに見向きもしないクライアントが多いというのが実情で、極めて心配な状況だ。
豆腐屋さんなどの昔からの商売や飲食業など、パソコンを使えないクライアントもいる。最低限スマホさえあればいいが、本当は一歩進んでノートパソコンを購入すべきである。
インフラを整備し、スマホやパソコンでWeb会議に参加できる環境をきちんと整えないと、いまの時代的にはきつい。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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